早速、音を出してみる。CDはアンマレーのクルーニン。ジョアンジルベルト等。アンはJAZZのスタンダードを判り易いPOPSにアレンジしたもので音もよい。流石に低域の厚みは凄い。市販のACケーブルではこうはいかない。但し高域はやや荒い。前に作ったもの(ホット側WEエナメルリッツ18AWG×2、で他は同じ)に比べると前のほうが細かい音がよく出て耳あたりがよい。今度のは中高域がメタリックに響く。IECプラグもコンセントプラグもロジウムメッキなのが影響しているのかも知れないが、とりあえずエナメルスズメッキ単線の20AWGを外し、A社の31AWGを追加した。さらにフルテックのロジウムプラグがネジが壊れたのでマリンコの金メッキプラグに交換してみる。高域の感じはかなりニュートラルに変わった。好みは前のエナメルリッツだがこれはこれで秘めた力があり普遍性がある。パーツは既製品を使っても構成を自分の好きなように作れるのが、モノ作りの楽しいところで他にないオリジナリティを発揮することが大事である。エージングでどう変わるか、期待しよう。

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