うちのスタジオでレコーディングするということは、あまりお金はかけたくないがそこそこの音で録りたいということなのだろう。7時間パックで2曲録るとするとMIXには2時間がいいところだろう。RECに時間が割かれるからだ。そうするとエフェクティブな処理は大抵はかけ録りにするほうが早い。勿論ギターなんかはギタリストが事前に音を作ってくるのだが、BASSやDRUMも録音する前の音作りが重要になってくる。BASSヘッド持ち込みなら納得のいくまで事前に音つくりが可能だろう。DRUMもチューニング済みのスネアやいつも使うシンバルがあればいい。こういった場合録音終了時には8割がた出来上がっている必要がある。あとは2時間で微調整と音圧を調整して完成。スタジオ側のオペレータがするのは出音に忠実に録音することだ。ロスを少なくSNを良く録れれば問題ない。スタジオに入る前に良い準備をするにはどうすればいいのだろう。お勧めは宅録とリハ(スタジオ)に時間をかけることだろう。レコーディング当日が本番という意識。宅録でアレンジのアイディアをじっくり試しリハで実践、練習その繰り返しが効果的だ。勿論録音当日スタジオに入る前には曲は完成されていなければならない。当たり前のことだがこれが出来てないBANDが意外とある。DRUMをとり終えた後に小節数が合わなくなってきたりする事があるのだ。いい作品と万全の準備がスタジオ録音をスムーズにし、納得のいくレコーディングを可能にする。

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