古いスピーカー

2005年11月19日 趣味
最近は何かと昔のものに興味がいく。何でも鑑定団みたいな骨董品はTVを見るだけだがVINTAGEWIREは数年前からいろいろ集めている。ラインコードやACコードの自作用だ。スピーカーも今は海外製品が主流みたいだが70年代後半から90年代前半くらいの国産品に傑作がある様な気がする。日本のオーディオ全盛期だ。自分の音楽の趣味もこの頃に一致する。国内の電気メーカーは採算がとれないとわかると何でも切り捨てる。今や国内オーディオは2〜3のメーカーが生き残り高級品を出しているに過ぎない。全盛時のダイヤトーンやパイオニア、ヤマハ、サンスイなんかのスピーカーを現在の環境でならしたら?さぞかし凄い音が出そうだ。構造が一番シンプルなスピーカーは家電というよりも楽器に近いかもしれない。キャビに使われている木材や振動版ユニット、これらはギターやピアノに例えられないか?当時国内スピーカーは最先端のユニット開発、きめの細かい設計で性能的には海外製を圧倒していた。しかし音楽をかけたときにいまひとつ説得力に欠ける、個性がないなどと評されマニアはJBLやタンノイなどの海外製品を購入していた。当時の再生環境はアナログが主流でアンプの性能もイマイチだった。SACDや最新のアンプで当時のSPを是非ならしてみたいものだ。現在のスピーカーは16cm〜20cmウーファが主流だが、当時は12〜15インチ、30cm以上がマニア向けだった。きれいな音はするが迫力や実在感に欠ける今のSPからはあまり感動が得られない。チャンスがあれば昔の高級SPをリファインしてならしてみたいものだ。

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