もうすぐクリスマス〜クリスマスには〜
2005年12月22日 音楽24,25日のどちらかはスタジオは物凄く暇だ。クリスマスだからみんなで騒ぐか、カップルで静かに過ごすかあるいは一人で寂しくすごすか、なのだろう。一応スタジオでは当日はクリスマスソングもかける。ワムのラストクリスマスや達郎のクリスマスイブも好きだが、かけるのはいつも決まっている。フィルスペクターのクリスマスアルバムとビーチボーイズのクリスマスアルバムのカップリングCD.そんなの売ってるわけもないが、アナログから自分で一枚のCDにしたものである。いろんなミュージシャンがそれぞれクリスマスアルバムを出している。しかし自分にとってはスペクターのものを越えるものはない。第2位がビーチボーイズだ。この2枚があれば一生クリスマスは困らない。溌剌とした女性VOのスペクターサウンドに対してしっとりとした男性VOのビーチボーイズは相性もいい。いずれも1960年代初期の録音だが音は悪くない。前者はクリスマスのスタンダードナンバー後者はスタンダードナンバーとブライアンのオリジナルが混ざっている。スペクターのものは彼のウオールオブサウンドの金字塔といっていいものだ。というよりPOPMUSICの金字塔といっていいだろう。ビーチボーイズは初期のものだがそれだけシンプルで親しみやすい。60年代の初期といえばアメリカの一番幸せな時代だったのだろうか?その後ベトナム戦争の影が音楽にも影響を与えることになる。軍事先進国アメリカなんかよりはこの時代の豊かで平和なアメリカがイメージとしては好きだ。まあ現実逃避かも知れないが音楽の世界ではそれでいいと思う。
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