2006元旦

2006年1月1日 日常
今ニューイヤーコンサートを見ながら書いている。それにしても楽友協会のホールってなんて素敵なところだと思わずにはいられない。画面で見る色彩も素晴らしい。木の感触と団員が奏でる楽器の輝き、東洋人から見る西洋人への憧れ、長い伝統と格式、艶のあるゴージャスな響き、音楽の愉悦感やはり西洋人は優雅で贅沢だ。こういうのが茶の間で臨場感豊かに味わえるのなら40インチクラスのハイビジョンTVもいいかもしれないし、5.1サラウンドも悪くない。まあNHKの紅白なんて最近は安っぽさの極みでところ変れば〜でほんと情けない。NHKといえば、プロジェクトXが終了した。なかなか骨のある番組だった。中島みゆきの唄もばっちりはまって力作だった。まあ最近はマンネリ気味だったので終わるのは仕方ないだろうが、これに変るものはなかなか出てこないだろう。NHKはヒット作がなくなりつつあり視聴料の問題もあり今後ますます窮地に追い込まれていくだろう。プロジェクトXで見る事ができる物作りの精神とか拘りは日本人の誇りであり高度成長期にピークを迎えた後は衰退していくのだろうか?技術立国日本の未来はあるのだろうか?80年代以降に生まれた人たちが日本の誇りを継いでいけるのか残念ながら不安しか見えてこない。そこは自分たちが幸せになる条件であると思うのだが、若い人たちが携帯のメールばかりチェックしてる光景をみてると先は暗いと思わざるえないかな。

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