1972 Alone Againの想い出
2006年1月17日 音楽
ギルバートオサリバンの大ヒット曲アローンアゲインを初めて聞いたのは教室で昼休みの時間。放送部かなんかあって、お昼の放送でヒット曲を流してた中の一曲。聞いて暫く耳から離れなかった。背筋がぞくぞくって感じですね。懐かしいのに新鮮な響き。スタンダードになり得る曲だと思った。72年頃だったと思う。その後アルバムを買った。BACK TO FRONT。セカンドアルバムだ。国内版はこの中に入っていたがオリジナル版では替わりにクレアが入っている。オリジナル版はその後CDで購入した。ずっとアナログで聞いていたにも関わらずCDの方がずっとスムーズな印象だった。日本でヒット曲をアルバムに差し替えていれたのはセールスを狙ったものだ。これが通るんだから日本は優秀なマーケットだったのであろう。Alone Againはアルバム未収録の曲だ。2ndアルバムは1stほどの個性はないが、非常に良くできた軽妙なPOPアルバムに仕上がっている。クレアもAlone Againに勝るとも劣らない出来だ。これに1stからのナッシングライムドが私のBEST3になる。アルバムではこの2nd BACK TO FRONTが一番好きだ。明るくイギリスのごくありふれた家庭の風景が見え隠れする平和な感じがいい。もっとも彼はアイルランド出身だが。声もポールマッカートニーをもっとはりをもたせたようなよく抜ける声で曲とマッチしてる。この後多くのアルバムを出していて現在も現役だが、この頃が最高と私は思う。
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