国民の無関心といえば、深刻な問題が4月に起こる。PSE法が施行されることだ。国のやり方は汚い。国民に充分認知されないうちにこれを法律で封じ込めようという事だから。4年の猶予期間があったというけれども、知ってる人はごくわずかだろう。具体的に言えば2000年以前のPSEマークのついていない電気製品は売ってはいけないことになる。これは楽器も含むからバンドマンは要注意だ。VINTAGE系のギターやエレピ等の電気楽器がお店から消える事になる。60S’FENDER TWINREVERBやビートルズやベンチャーズが使ってた古いアンプや機材が軒並み購入不可になるのだ。まあ初心者でこだわりの無い人には関係ないかもしれないが、ほとんどの音楽愛好家はもろに影響を受ける事になる。日本の音楽文化、エレクトリック文化の大きな危機といえる。みんな反対しないといけない。日本政府は今でも世界の笑いものだが、これでさらに加速が付くというものだ。個人的には数年前、某メーカーの高級電源ケーブルが
オーディオ店から一切消えた時におかしいなと思った。これもPSE関連らしい。単線使用禁止だそうだ。壁の中には単線のFケーブルが這い回ってるというのに。今春には大掛かりな様変わりがある。ほとんどの国民が知らない間に、とんでもない法律が国会を通過していることを我々はもっと深刻に受け止めなくてはいけない。憲法改正だけではなく身近な問題として、いろいろなことが知らないうちに決められていく恐ろしさをもっと知らなくてはいけないと思うのだが。日本のマスコミはどこのchでも同じようなニュースばかりやっているが、大切なことを国民に知らせる義務をちゃんとはたしてもらいたい。

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