自分のオリジナルCDを作りたい!!
2006年3月31日 音楽オリジナル曲ができると、誰だってちゃんとした音で形として残しておきたくなるだろう。スタジオに入ってあれやこれやアレンジを皆で煮詰めていくのも楽しい。マルチトラッカーがあればとりあえずは、DR以外はパーツ毎に別トラックに録っていける。DRはKIT全体の一発録りになる。スタジオで録った入魂のテイクを家に帰ってじっくり編集していると、必ずやり直したくなるトラックが出てくる。しかし割り切りも必要だ。どうしても、という時だけ再度録りなおして、比べていい方を残せばいいだろう。意外な落とし穴はテンポの問題。これはどうしてもいじくりようがない。ドラムを録った後にテンポを変えたいとなると録りなおすのがBESTだ。過去、うちのスタジオ録音でも何度かこういうことがあった。練習の時からテンポを意識することが必要だ。あとはともかく録った時ののりを大事にしたい。パソコンでできるものは編集も細かくできるが、MTR単体でもかなりのことができるので、バンドの場合はそれで充分であろう。ただし基本的な編集(MIX)は充分時間をかけてやりたい。PANと音量バランスがもっとも大事で次にEQとCOMPだろうか。後はREV等のエフェクト処理でお化粧すれば仕上がる。まあ元が悪ければ駄目なので各TRの音量等は特に時間をかけたいところだ。最近のものは時間経過と共に音量やPANを変化できるので細かい芸が可能になる。とにかく充分時間をかけて納得いくものに仕上げていって欲しい。MTRの内蔵デジタルエフェクターだけでも充分いいものに仕上げる事は可能だろう。アウトボードを使う場合はエフェクト音そのものをトラックに録音してしまおう。そうすればエフェクトのかかり具合の時間変化も可能になってくる。大事なのは時間をかけてMTRを使いこなす事。最近のMTRは機能的には10数年前の数百万円クラスのことができるようだ。MIXが終了すれば内蔵CDRで焼く。ここでは内臓マスタリングツールで簡単に音圧を上げる事ができる。数曲をトータルでマスタリングするときは音圧(音量)差に気をつける。これは是非外部SPでモニターしなくてはいけない。販売目的で多数焼く時は業者がマスタリングをサービスでやってくれる場合もあるが、一般的なものになりやすい。こだわりがあれば自分たちでやったほうがいいだろう。CDRメディアは是非国産メーカー(生産国は中国でも)を使いたい。エラーがおおい海外製は不安だ。太陽誘電からでてるマスタリング専用のCDRはお勧めだ。原版にはぜひこれを使いたい。
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