最近のニュースから、二組の母娘の話題がワイドショーなどで連日放映されている。

カリスマ美容外科医と誘拐されたその娘、金に糸目をつけないその溺愛ぶりは半端じゃない。この方自身、娘を愛することが生き甲斐とおっしゃっていられる。恵まれたお嬢さんだが、彼女自身は母のように逞しく彼女の人生を生きていけるのだろうか?全く大きなお世話なのだが。

もう一組は秋田の〜殺人事件の容疑者と亡くなった娘Aちゃん。これがまた凄い。虐待ともつかぬ厳しい境遇におかれていたという。食事も満足に与えられず、風呂にも入れてもらえず、汚い臭いと学校ではいじめにあっていたらしい。しかし彼女は挨拶もちゃんとできて、母親思いでとにかく小学生にしてはよくできた娘であると評判が良かったらしい。亡くなってしまったのは無念だろう。

このふたりの娘の境遇の差に愕然とするが、子供は親を選ぶ事はできない。それに今の世の中は他人が口出しできる雰囲気ではないし、学校や公共機関が立ち入れない、(実際は立ち入りたくない)のが現状なのだろう。

これからこんなのが、どんどん増えていくのだろうなと思うと、少子化の波は歓迎なのかもしれない。

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