移民の唄

2006年7月13日 日常
最近の話題といえば、北のミサイルとジダンの頭突き。全く関係ないようなこの二つの話題が実は結構つながってるように思える。

北の崩壊で中国にどっと難民が流れ込んだら、中国は困るだろうし一方中国は併合を企んでるかもしれない。その場合ロシアもその恩恵を得たいと思うだろう。日本案では北の崩壊が早まる。だから現状維持が好ましい。安保理の現状はそんなところかもしれない。韓国も南北統一を掲げるが実際それは望むはずもない。アメリカは遠い極東よりもイランの核が先決だ。アメリカとロシア、中国がイランの核問題で裏取引。北の問題はアメリカがロシア、中国に譲歩ということで決着らしい。日本はいつもの事だが、なくなくアメリカ(ライス)の言うなりになるしかない。

ジダンは何を言ったか具体的には明かさなかったが、様々な憶測が流れている。人種差別発言、家族への中傷等々。ジダンはアルジェリア移民だ。ワールドカップでフランス代表は黒人選手が多かった。みんな移民。フランスは移民の国。イギリスもアメリカも。移民を受け入れて強くなった国だ。特にアフリカ系の圧倒的な身体能力にヨーロッパの戦術が加わるのだから強くて当たり前。そういう意味では、策もテクニックもないアジアやテクニック抜群だが策の無い南米では不利になる。

さて大量の移民(難民)を受け入れる懐の広さが中国にあるか?共産党独裁で、膨らみすぎた自由経済、火種を抱え、今でさえ10億以上の人口をもてあましてるのに。

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