最近は深夜番組で戦争物が多い。終戦記念日が絡んでるから、そうなのだろう。ここ数日NHKの0時から1時間でロシアとアメリカの宇宙開発競争の裏側に迫ったドキュメンタリードラマをやっていたが、面白かった。
二人の天才技術者を中心に描かれているが、人類の宇宙開発の起点となったものは、ナチの第2次大戦中のV2ロケットだったらしい。終戦後多くのドイツの技術者がアメリカとソ連に移住(連行させられた場合も)させられ冷戦の宇宙開発競争の起点となった。放送の中ではアメリカとソ連の元ドイツ技術者に対する扱いはかなり差があり、あらためてソ連という国の怖さ、汚さを知った。
ソ連側はドイツの技術者よりセルゲイ・コロレフという自国の天才エンジニアの力にによって最初はアメリカを大きくリードする。一方アメリカはナチ出身のフォンブラウンを中心に開発を進めるが、この当たりはアメリカのしたたかさや合理主義も垣間見られ、アジアの感傷主義とは大分隔たりがある。
コロレフの死後、ソ連は大きく差を広げられるが、そのコロレフでさえ生前は名前を伏せられていた。盛大な葬式が行われたところで彼の功績は報われないだろうに。国家の戦略の前には人権や名誉なんて‥みたいなものなのか。彼がアメリカ人だったら?
元ナチでありながら、アメリカで宇宙開発の技術者として成功し名を成したフォンブラウンと名前も伏されたセルゲイ・コロレフの対照的な運命は教訓として生まれる所と時代背景は人生にとって重要だということを教えているのだろうか。
二人の天才技術者を中心に描かれているが、人類の宇宙開発の起点となったものは、ナチの第2次大戦中のV2ロケットだったらしい。終戦後多くのドイツの技術者がアメリカとソ連に移住(連行させられた場合も)させられ冷戦の宇宙開発競争の起点となった。放送の中ではアメリカとソ連の元ドイツ技術者に対する扱いはかなり差があり、あらためてソ連という国の怖さ、汚さを知った。
ソ連側はドイツの技術者よりセルゲイ・コロレフという自国の天才エンジニアの力にによって最初はアメリカを大きくリードする。一方アメリカはナチ出身のフォンブラウンを中心に開発を進めるが、この当たりはアメリカのしたたかさや合理主義も垣間見られ、アジアの感傷主義とは大分隔たりがある。
コロレフの死後、ソ連は大きく差を広げられるが、そのコロレフでさえ生前は名前を伏せられていた。盛大な葬式が行われたところで彼の功績は報われないだろうに。国家の戦略の前には人権や名誉なんて‥みたいなものなのか。彼がアメリカ人だったら?
元ナチでありながら、アメリカで宇宙開発の技術者として成功し名を成したフォンブラウンと名前も伏されたセルゲイ・コロレフの対照的な運命は教訓として生まれる所と時代背景は人生にとって重要だということを教えているのだろうか。
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