日常に潜む危険

2006年9月1日 日常
毎日、犯罪や事故のニュースが流れてくるが、当事者の方々は本当にお気の毒と思う。全く思ってもみなかったことが突然起きた訳だからどうにもこうにも、割り切れないはずだ。

これは何も被害者だけじゃなくて、普通の人が加害者(の家族)になることもあり、それは突然やってくる。山口の女子高生殺人事件は、おそらく一瞬のどうにもならないやるせなさが犯行におよばせたのではないか。恋愛のエネルギーはやはり怖い。負のエネルギーに変った瞬間、人生なんてどうでもいいことと、思わせてしまうらしい。何処にでもいる普通の男子学生が一瞬にして、全国指名手配の容疑者になるとは本当に怖い。これは映画やドラマではなく現実だ。

筑波大でも3〜4年前、男子医学部学生が恋敵の学生に薬物を注射する事件があって、全国のニュースで流れた。学園祭の期間中だったらしい。また恋愛のもつれから近くのマンションに放火(未遂)した女子大生もいたし、狂言で強盗にあったと警察に届けた女子大生もいた。

当事者にならないためには、とにかく冷静になることしかないだろう。頭をひやすこと。鬱積した精神を解放する手段を身につけることが必要と思う。被害をうけそうだったら相手の心をいち早く察知しその場を離れることも大切。大事に至らなければ、いくらでも取り返しが付くし、クールダウンすれば何事もなく日常に戻れる。

いまや、安心できる人間関係は何処にもないということだろう。

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