年末年始はほとんどTVを見ることもなく、家で寒さをしのぐという毎日。一週間分の食料を買いだめすれば、食事に外へ出かける必要もなくなるからいわゆる一人合宿気分で過ごせる。といっても雑用もあるわけで、何日かは外出するのだが。

さてこの一週間で何をするか?とりあえずは目の前の関心事を、片付けていくことになる。暮れは全日本フィギアで感動させられ、ジャンプ競技の見られない寂しさを埋め合わせてくれたが、年末年始は何もない。

とりあえず機械いじりでもするかと、気になっていたDAC内部のヒューズ交換をやってみた。通常タイプ、コバルト、アポQ,SBF-A,SBF-ASの合計5種類。DACはTDA1543のパラタイプ。通常タイプは全く問題ない音。これで充分と思える。コバルトを聞いてみる。やはり違う。音がピュアに聞こえ自然。とてもいい。アポQはいろんなオーディオ用ヒューズのいいとこどりをしたタイプ。コバルトに比べ作られた感じがする。あまり好きなタイプではない。SBF-Aに変えると、スケールが一段と大きくなる。厚みも凄い。分厚い音という感じで、世間での高評価がうなずける。SBF-ASはAタイプから分厚さをノーマルにして、高域に繊細さが加わった感じで左右のスケール感は遜色ない。どちらもハイファイな音と感じる。さてDACに入れるヒューズを決めなくては〜。TDA1543にはコバルトを入れた。TDA1543の自然な音がコバルトヒューズの音とマッチしていると感じたから。SBF-ASも良かったが。SBF−AはPCM61P,SBF-ASはPCM1794に入れた。組み合わせは難しいが気に入らなかったら入れ替えればいいだけの話だ。

年末にジャンク(トランスのうなり)で購入したTDA1543だが、底板のトランスの固定ネジがゆるんでいたようだ。きつくしめなおすと音は静かになった。TDA1543はBBのチップより柔らかくピュアで繊細なタッチが好きだ。このジャンク品も現在の形になるまで、他にもいろいろあったのだが、それはまた後日ということで、年初めはモーツアルトの19番、20番でピュアな一日が過ぎていった。

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