世界水泳やフィギアスケート、プロ野球の開幕と、このところスポーツの話題が豊富でついTVに見入ってしまう。

昨日のシンクロソロの原田選手の演技は、いかにも日本的個性が充満していて3位という順位に不満を覚えるほど。

それは、海外の大型でスタイリッシュな選手が、素人目に見ても優雅で伸びやかな演技をしていたのとは対照的に、ストイックで正確で厳しい、非常にテンションの高いものであったので、短い演技時間の中で、見ていて張り詰めた緊張感が素晴らしいものであった。

こういった日本的美質も最近はほとんど見かけなくなった。スポーツ選手はより大きくパワフルになり、生活も欧米化、なにか日本全体が肥満体質になっているように感じる。これも長い年月の間の一過程と考えれば心配はいらないのかも知れないが、昔からあった日本独特の精神性は失われつつあるのは残念だ。

そういった意味で、パイレーツの桑田投手には期待している。ちょっと遅すぎた挑戦かも知れないが、是非メジャーに残ってもらいたいものだ。

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