ジャズボーカルの大御所トニーベネットが豪華なゲストを迎えてスタンダードを歌う。ゲストのインタビューでは彼がどんなに偉大なシンガーか語られる。

スティービーワンダーやポールマッカートニー、ビリージョエル、エルトンジョン〜から若い、今が旬のアーティストまで華麗なデュエットがくりひろげられるのだが、聞いてて感じるのは、雰囲気は良かったのだが、ロック系のアーティストの声がクリアーに出過ぎるというか、ベネットの声とうまく溶け合っていなかったので、じっくりと味わうというところまではいかなかった。
デュエットは難しいというのが感想。

またポールへのインタビューの中で、ビートルズの初期に、どんな作曲家が好きか?と聞かれてコールポーターと答えたら不思議がられた、というのが興味深かった。

でも、これだけ豪華なゲストが集められるというのは、彼の才能のなせる技、だろうけど、さらに人間性が素晴らしいということだろう。

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