近頃の外交の話題
2007年7月6日久間発言は衝撃的で、さらにマスコミが「しょうがない」の部分だけこれでもかというくらい露出したものだから、久間さんはとうとう辞任に追い込まれた。安部首相のいうように、こういう意見はアメリカ側の一般的な意見なのであろうか?久間発言自体、ソ連の参戦時期に合わず、誤りがあるが、表立って言わないにしても国内にも同じような意見を持つ人は多数いると思われる。
皮肉なのは、この発言によって与党と野党の発言のバランスが日本にとってやや好ましい方向に行きかけたかもしれないと思えること。慰安婦の問題は深刻で、傷を大きく広げたのは野党とマスコミの責任が大きい。靖国にしてもしかりだ。本来他国から非難されるべきことのない問題を、必要以上に突っついて外交上、日本に不利益を与えるのはマスコミと野党の大きな罪だろう。我々庶民にとって「どうでもいいこと」ではない。最終的には戦後保障という形で庶民のふところから、金が出て行く形になる。皮肉にも今回の件はマスコミや野党が騒げば騒ぐほど、(最終的にはアメリカに謝罪を要求するところまでいけばいいが、謝罪を求めなければ借りをつくったことになるのでそれでも問題ない)日本に有利な展開になってくるはずである。
今回の件で原爆についての話題が日本で盛り上がれば、当然(米民主党主体の)日本叩きの慰安婦問題の対抗馬としての位置に取り上げられることになるだろう。この時期に米高官が久間発言に近いことを、アメリカを始め多くの歴史家の共通認識と発言したことが伝えられた。タイミングとしては日本のアメリカ叩きを牽制したものと見えなくもない。
慰安婦問題をこれ以上追及すれば、アメリカにとっては触れられたくない(日本への核攻撃への謝罪の)問題へと発展する可能性が高まったことを認識させたことになる。
まあこれで議会が慰安婦問題を取り上げないというようなことにはならないかもしれないが、米民主党にとっては、多少やっかいな成り行きになったということは確かだろう。
しかしこれは意図してやったことではない。結果オーライ。偶然の成り行きだ。こういうことが意図的に行われると現状最低の外交交渉も同等に展開できるようになると思われるのだが。ただ困難な外交の根底にある問題は日本語の特殊性と白人による人種差別、60年前の敗戦にあるのは確実だ。
あと久間さんの後が小池百合子というのは、大いに不安ではあるが、安部政権が長く続くとは思われないので、特に問題ないだろう。
皮肉なのは、この発言によって与党と野党の発言のバランスが日本にとってやや好ましい方向に行きかけたかもしれないと思えること。慰安婦の問題は深刻で、傷を大きく広げたのは野党とマスコミの責任が大きい。靖国にしてもしかりだ。本来他国から非難されるべきことのない問題を、必要以上に突っついて外交上、日本に不利益を与えるのはマスコミと野党の大きな罪だろう。我々庶民にとって「どうでもいいこと」ではない。最終的には戦後保障という形で庶民のふところから、金が出て行く形になる。皮肉にも今回の件はマスコミや野党が騒げば騒ぐほど、(最終的にはアメリカに謝罪を要求するところまでいけばいいが、謝罪を求めなければ借りをつくったことになるのでそれでも問題ない)日本に有利な展開になってくるはずである。
今回の件で原爆についての話題が日本で盛り上がれば、当然(米民主党主体の)日本叩きの慰安婦問題の対抗馬としての位置に取り上げられることになるだろう。この時期に米高官が久間発言に近いことを、アメリカを始め多くの歴史家の共通認識と発言したことが伝えられた。タイミングとしては日本のアメリカ叩きを牽制したものと見えなくもない。
慰安婦問題をこれ以上追及すれば、アメリカにとっては触れられたくない(日本への核攻撃への謝罪の)問題へと発展する可能性が高まったことを認識させたことになる。
まあこれで議会が慰安婦問題を取り上げないというようなことにはならないかもしれないが、米民主党にとっては、多少やっかいな成り行きになったということは確かだろう。
しかしこれは意図してやったことではない。結果オーライ。偶然の成り行きだ。こういうことが意図的に行われると現状最低の外交交渉も同等に展開できるようになると思われるのだが。ただ困難な外交の根底にある問題は日本語の特殊性と白人による人種差別、60年前の敗戦にあるのは確実だ。
あと久間さんの後が小池百合子というのは、大いに不安ではあるが、安部政権が長く続くとは思われないので、特に問題ないだろう。
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