今年もフィギアスケート、グランプリシリーズが開幕した。数年前からいつも楽しませてもらっていたが、現在日本人二人がトップを争う展開になってるので、日本的に言えばある意味頂点かもしれない。

アメリカ開催をTVで見たが、LIVEでなかったのは残念。できるだけパソコンを見ないようにしてTVを見た。日米対抗の時の安藤は最悪だったが、さすがに本番では調子を合わせてきた。男子では高橋が優勝してるので、その勢いで優勝かと思ったが、ショートPRGでの転倒が響いて、マイズナーを逆転できなかったのは残念。

ハラハラ、ドキドキという点では安藤の演技はこれでもか!というくらい見るものを緊張させる。トリノのジャンプ転倒しまくり以来、昨年はすごく安定していたが試合中に肩を脱臼したり、とにかく何がおこるかスリリングである。今回も普通はありえないステップでの転倒があった。ジャンプの調子もいまいちで、まだまだこれからという感じ。ど派手な衣装は上品とは言えないが安っぽくなる寸前で踏みとどまるといったカラーで悪くなかった。やはり日本人にはブルー系が合うのではないか。

実力では優勝したマイズナーを大きく超えていると思うが、運が左右する部分も多いこういった種目では、点をとるためのしたたかな演技構成も重要になってくるのだろう。

もう4回転を飛ぶこともないと思うが、その分ステップとか細かい部分ではより完成度を高めたダイナミックな演技に期待したい。3日には浅田真央が出場するので、ますます目が離せない。

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