フィギアスケートグランプリ、カナダ大会は浅田、中野、武田と3人も日本人が出場したが、ショートPRGではミスが多く、本命の浅田、中野が追う展開となってなかなか面白かった。

もともと日本選手以外に有力な選手がいなかったので、1,2位楽勝かと思ったが、ショートの番狂わせで緊張感を漂わせた展開。本番前の練習でも浅田、中野がめずらしくジャンプ失敗するなど今日も駄目かと思ったが、本番は違っていた。

中野友加里は表情に笑顔が少なく緊張感からか暗くナーバスな雰囲気がいつも漂っていて、どうも好きになれない。ジャンプも姿勢が前のめりになって、技を無表情にこなしているという感じで華やかさに欠ける。技術的に素晴らしいものがあるのに勿体無い。今日は3回転アクセルをどうにか決めて2位に入ったのは良かった。

浅田真央は天真爛漫な少女から今年は大人っぽくなった。衣装がグレーと白の上品でセンスの良いデザインで、大人っぽくなった彼女の演技にBESTマッチ。以前の200点とかの驚異的な点数は出なかったが、落ち着いたしなやかな演技は良かったと思う。

武田選手は大型の体型でエミリーヒューズ程ではないが、ふくよかな雰囲気で今後期待できるのではないだろうか。

ところでエミリーヒューズのハーバード大学入学って日本なら東大並みだから凄い!学業と両立したいとか、学業に専念したほうがいい気がするが。ちょっと太りすぎの感が。

エミリーヒューズもキミーマイズナーも日本選手ほどは練習しないらしい。あくまで楽しむということが、前提なのかもしれない。だとしたら、日本選手が少なくともアメリカ選手に勝つのは当然の成り行きか。

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