最近の記事で興味深いのがあった。ベルギー産の物語、「フランダースの犬」が日本人に特に好まれる理由が推測されていたもの。

アメリカでは結末がハッピーエンドにリメークされているらしい。ヨーロッパでは悲しいエンディングが情けない話とされ人気がないという。何故、日本では受けるのか?ベルギー人の分析だ。

彼らの分析結果は実に鋭い。日本人特有の「滅びの美学」という結論だ。日本の歴史、過去から現在を振り返ってみるとなるほどズバリではないか。日本人特有のメンタリティなのだろう。

滅びるにはある所まで登りつめなければならない。そして落ちていく。家庭をかえりみず猛烈に働いて会社を大きくし経済を成長させ頂点でバブルを崩壊させる。

国民の生活をぎりぎりまで切り詰めた富国強兵で国家予算のほとんどを軍備に回し、勝てもしない中国、アメリカ相手に戦争を起こして国を崩壊させる。

現在もまた、巨大な軍事国家になりつつある成金中国に省エネ、新幹線、〜先端技術のノウハウを無償で提供し実質的に巨額な国税を中国の軍事費のために貢ぎ続けている。金がなくなると南京、靖国、慰安婦でたかられて、謝りまくる。中国の日本侵略はすでに奥深く進んでいるらしい。

NHKをはじめマスコミ各社は中国人の犯罪を最近伝えなくなった。反中共は日本でタブーになりつつある。中国は日本に原爆を落とさなくとも容易に侵略できると確信を得てることだろう。日本のマスコミ、政治家の中に売国奴が多数いることは、現在の状況を見てると容易にわかる。小沢、福田〜日本人の税金を土産に中国を訪問する。胡 錦濤 国家主席様との2ショットをマスコミが大々的にとり上げる。もし裏の裏があるとすると救われるかもしれないがこんな状況じゃほとんど期待できない。

東大出の超エリートがたくさんいる日本の官僚、政治家がそんな事(日本があぶない!)が理解できないはずがない。では何故、拉致、機密漏えい、東シナ海、竹島等の問題を解決できないのか?靖国で自重した後、南京、慰安婦でたたかれるのか、尖閣、竹島も実効支配されると既成事実になるらしい。彼らは日本の領土を提供しても自分達の明日が豊かになることだけを考え、やがて遠くない未来に日本が滅びることを想像しながら死んでいきたいのかもしれない。事なかれ主義、しかしそれは、到底美学なんかではない。

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