79年UKのミュージシャンを集めて行われた救済コンサート。こういったものは以前レーザーディスクで出ていたものであろうか。
クイーン、プリテンダーズ、エルビスコステロ&アトラクションズ、スペシャルズ、イアンデューリー、ポールマッカートニー、フー、そして何とロックパイル!

ロックパイルのレコードは持ってるが、動いてる画面は初めてみる。ゲストにロバートプラント。ロックパイルのゲストにロバートプラントなんて考え付かない組み合わせ。いずれにせよ10年前だったら急いでビデオに録画だったろう。TVで見慣れたミュージシャンばかりだが79年という時代がいいのだ。

この頃のUKのミュージシャンってUSとちがって煌びやかな派手さはないが、渋くてかっこいい!そして音楽も味がある。何というか音が広がりすぎないのがいい。コンパクトにまとまって(塊になって)聞こえる。ギターの音もエフェクトかけすぎて切れ味を失った最近のうすっぺらなものじゃなくて芯のあるギター本来の音で好きだな。くすんだ、時代を感じさせるビデオ画面とよくマッチするような音楽だ。

最後はポールのアイディアでロックオーケストラ、ロケストラでルシール。〜のテーマ。最後のLet It Beはどうかなと思ったが、79年のWINGSを見れたのとEvery Nightが聞けたので良しとする。肝心のポールだけヒット曲をやって浮いちゃってた感じがしたが、それも才能のなせる業ということか。

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