日頃から楽しみとして日夜音質向上に励んできたわけだが、最近はどうも煮詰まってきたようで向上というよりも変化だけを楽しんでる雰囲気になってる。

何を変えても、音は結構変わる。ものぐさな自分は手軽に楽して音質を向上させたいと思ってるから、アンプを0から組み立てたり、秋葉原までパーツを買いに行く事もない。ここ数年は機材内部の配線材、それも出力プラグにつながるところを重点的に交換したりして音の変化を楽しんでいるわけだ。その背景には、ため込んだVINTAGEケーブルやハンダがある。

今年6月頃(実はここ数年来のこと)からプリアンプの調子が悪くなり、思い切って修理に出した。80年代中頃から使ってるC2301だ。このプリを買って以降もいろんなプリアンプを使ったが、(どうも好みとして)これを超えるものがなかった。だから20年以上も使い続けているわけだが、たまに出力されなくなることがしばしばおきてきた為なおすことにした。

1週間くらいで修理完了のメールが届いたが、症状が出ないため異常なし、接点クリーニングを行いましたとあった。そんなはずはない!少なくともフォノのハム音とかは常時してるはずだ。すぐに連絡してちゃんと調べてくれるように申し入れた。その後、やはり指摘した2~3点の不良箇所を確認したと連絡が入り再見積もりが示され同意して改めて修理が開始された。しかしその後2ヶ月くらい何の連絡もないので、8月下旬に一度連絡を入れたら受付の女性が調べてくれて、現場からはトランス不良で修理困難というコメントが入っているということだった。それでだめなんですか?と聞くといろいろと手を尽くしてみるということだったので、そのまま1カ月が過ぎた。

そんなわけでここ3カ月は、DAのOUTからチャンデバの間にいろんなものを(VOLやトランス数種類、真空管PRE等)挟んでは、音質の変化を楽しんでいたわけだが、やはり秋になって、ちゃんと音楽が聞きたくなり、C2301が恋しくなってきた。いろいろやってもこのプリを通した音楽の実在感を超えた感じがしなかったからだ。

来週にも連絡してみようかと思ってる。

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