秋だから、食欲の秋。うまいものを食いたい意欲はあるのだが、現在左側しか噛めなくて、しかも前にブリッジの治療したあとからずっと神経がうずいて噛むといたい。だから食事も楽しくない。

作曲や音楽制作なんかは、ライフワークとしてやっていきたいのだが、どうしても打ち込み中心になるので意欲がわかない。ただ、すぐ始められる自己流のギターの練習は楽しい。~教室へ通うのは苦手だ。一人で練習して、チェックしたかったら録音して自己流チェックになる。所謂オレ流かな。ピアノも練習したいのだが、どうも音が狂っていて調律しなくてはならない。アップライトピアノの上には、嵩張るCDや本やカセットなんかが山積みで片付けるのが面倒~というよりどこへ移せばいいのかわからない。そう思って、ヤフオクあたりで使いもしないキーボードかったりして、部屋はどんどん狭くなっていく。

音楽鑑賞上の音質向上も日々楽しみにしてるが、よく失敗して壊してしまうこともある。先日はメインのKEF105のツイーターをとばしてしまった。音は出るのだが、がさがさっと汚い歪みが付きまとう。これは駄目だ。25年以上も前のSPなのでパーツは見つからないだろう。ツイーターを換えるか、ウーファ以外の上部キャビ毎新しくしてしまうか?ただ低域~中域は残したい。長年気に入っていたからだ。ツイーターを換えるといってもこの上部キャビにピッタリ収まるツイーターがあるだろうか?ネット中心に探してみたが、みんな微妙に合わないし、やはりソフトドームで2Kから使えるツイータなんてない。やはりスコーカー&ツイーターの上部キャビごとの交換しかないのか?

ふと昔買ったパイオニアのリボンツイーターがあることを思い出した。PT-R7の初代のもので70年代後半に発売されたものだ。しかし4.5Kがクロスの限界。KEFのスコーカーのクロスが上限3.5Kなので厳しい。さらにチャンデバのクロス設定が2.5の上が5.0Kになってる。これじゃ無理だ。スコーカーも換えるしかない。しかしKEF105のクロスは500/2500なんてMIDレンジが狭すぎないか?

しかし無理を承知で、KEFスコーカーを5Kまで使うことにした。リボンTWは低めだが一応推奨値で使うことができる。実際に音だししてみると、印象が激変した。最新のSPのように繊細で解像度が高く情報量が多くなった。決してキンキンした刺激的な音ではなく、レベルが上がったことを実感する音だ。チャンデバで各セクションの音量を最適化すると快適に音楽が聴ける。SP自体を交換したような気分。そういえば昔CDが出始めの頃、知人のパイオニアS955を聞いた時の事を思い出した。あの頃はヤマハのNS690Ⅲを使っていてS955の繊細で広がりの豊かな音に感心した記憶がある。38cmウーファの40kgを超える大型SPだったため購入するには至らなかったが、いつも気になるSPではあった。さて、いつの間にか、MIDを無理して使ってるのを忘れてしまった。違和感は今のところまったく感じない。これで秋の夜長は音楽を聴く楽しみがまた増えた。


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