最近オーディオセットのツイーターが壊れてから、ずっとその代替を試しているんだが、そのうち元の音の記憶が薄れてしまった。意外とオリジナルが一番良かったということもあるだろう。それはそれでいい。現在クロスの関係でスコーカー、ツイーター共、交換する方向だが、いずれ、オリジナル(スコーカー)用のエンクロージャーを自作できたら試してみよう。

さて音のチェックには、テクニクスのSH-8000というアナライザーとマイクが一緒になった安価で古いシステムを使っている。現在はパソコンで一瞬に全帯域が表示されるものもあるが、今は特に不満はない。測定より重要なのは実際の音を聞くことだと思う。前に書いたかもしれないが、そのチェック用CDはアンマレーのクルーニンだったりするが、最近はさすがに飽きてきて、荒井ユミのBEST盤を好んで聞いてる。

懐かしい曲が並んでいるが、どの曲でもいい。でも特にNO3の「朝陽の中で微笑んで」をよくかける。イントロのアコースティック楽器の透明感がどれだけ再現されるか?バラッドで曲が進むうちにサウンドが徐々に厚くなっていき、サビで音圧が頂点に達する。その時のVOがちゃんと再現されるか?とか、~名曲がこんな使われ方をして作者には失礼かもしれないが、いい録音だし、昔アナログ盤でさんざん聞いてきた曲なので、かえって音楽より音を客観的に聞けるのがいい。まあ、人それぞれなので、初めて聴く曲がいいという人もいるだろうが。

ちなみに荒井ユミはアナログ盤でデヴューから3枚目までよく聞いた。その後、松任谷名義になってからは積極的には聞かなくなった。自分にしっくりくるのは、荒井~のアルバムだったから、ただそれだけだ。

4曲目の出だし、ピアノのコード弾きにBASSがからむあたりも、低域の量感をチェックするのにいいと思う。ユーミンブランド~は確か3枚出ててすべてCDで後から買ったものだが、やはりパート2が一番好きだ。12曲入りだが、すべて懐かしく、すべて名曲だと思う。録音もいいと思うのだが。細野、松任谷、林立夫、鈴木茂の生の(打ち込みでないという意味)バッキングを聞けるのもうれしい。アナログよりもCDの方が便利でいい。


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