浅田真央のフリー演技でかかってた仮面舞踏会のゴージャスな雰囲気が気に入って、早速CDを買った。ハチャトウリアンの仮面舞踏会だ。

昨日の午後注文して早速今朝には届いた。何と言う速さ!しかも定価よりも安く買えるし送料は無し。合計3枚買って4000円でおつりがくるんだから安い。CD屋さんも大変な時代だ。私は音楽を聴くのにパソコンでダウンロードして~なんてことはやったことがないし、そんなジッターであふれた圧縮音楽をノイジーな環境で聞きたいとも思わない。しかしアマゾンでさわりだけでも聞けるのは買う判断材料として便利だ。全てのCDがそうなることを望む。

さてCDだがアレクサンドル・ラザレフ指揮ボリショイ交響楽団だから本場物だ。チャイコフスキー以外ロシアの作曲家と言えばショスタコービッチ、リムスキーコルサコフとボロディンくらいしかCDは持ってないが、ハチャトウリアンはなかなかいいメロディを書く。このCDの演奏は民族色が強いのかリズムが前面に出て、やや荒っぽい感じがしないでもないが、加工前の新鮮さを感じる。早いテンポの豪放な感じとしっとりゆったりとしたメランコリックな部分が交互に出てくる印象で飽きない。仮面舞踏会の他に、ガイーヌとスパルタクス。ハチャトウリアンの代表曲が演奏されている。

その昔、販売店をやっていた頃、アルバイトの女子高生がハチャトウリアンはいいですよ、とか言っていたのを思い出す。その時は聞くことがなかったが、20年以上経って、フィギアスケートを見たことからやっと出会えたわけだ。

他にピエロのジャケットが印象的なキリルコンドラシン指揮のものと、ロシアものじゃないがテラーク盤のレスピーギの作品集(これも印象的なジャケット)を一緒に衝動買い。さてこれから一気に聞いてみよう。

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