操られた世論なんて～

大分前の話だが、シーシェパードのワトソン船長が（いや違ったか、日本捕鯨船に乗り移って捕まったやつ）お人よしの日本船員に丁重にもてなされて、調子に乗って「てんぷらが食いたい」とか言ったそうな。社民党の辻本清美が代表を務める？ピースボートが海賊に襲われるのが怖くて、インド洋派遣にあんなに反対してた海上自衛隊に守ってもらいながら船旅を続けたとか～こんな能天気で言ったことに責任をとるなんてことには、全く無頓着な人間が最近日本にも異様に増殖してきたように感じる。おそらく民主党首の鳩山さんもその類なのであろう。言ってることとやってることがこれほど乖離してる人も珍しい。それでなぜかこの人たち、この国で結構人気がでてしまうんだから、我々国民自体が病んでるのか、だれかの企てが大きな力を発揮してるのか。（その両方だろうが）いずれにしても最近の日本は救いようがないほど病んでるように見える。そのまんま東にしても辻本にしても前科があるわけで、そんなのが当選していまや総裁候補という条件を自民に突きつけるなんて、すごい時代になったものだ。

北朝鮮が7発のミサイルを日本海に撃ったそうだ。今度は前回と違ってPAC3は出動しなかったのか。こんなときこそ一丸となって国防を真剣に考えるいい機会のはずだが、くだらない政権争いの真っ只中で我々を守るべき国防費も年々削られ、憲法改正もままならず、核を持った狂った隣国とそれを援助してる軍事超大国には、丸裸のまま、お金あげるから撃たないでねって永遠に言い続けるのだろうね。私たちは中国内陸部や北朝鮮並みの生活水準にならない限り、国防が大切なんて気がつかないのかもしれない。ある意味日米開戦までの15年くらいと反対に見れば同じ位置関係にいるのかもしれない。極端に振れ過ぎてるということだ。

いつのまにかもう夏だ。エルビスやベンチャーズ、ビートルズがいた60年代、ロックの全盛期70年代～青空が高く、真っ青だったのはその頃まで。エルビスもジミヘンもカレンもママキャスもそしてマイケルまでもアメリカの不健康なショービジネスの犠牲になっていった。人間なんて所詮一線を越えれば簡単に死んでしまうものだ。レバレッジを大きく効かせて成長し続けたアメリカ経済の破綻もみんな同じように見えてくる。

国民にこの国を守るという意識がない以上、日本という国に住んで、ささやかな幸せを感じながら毎日を送れるのも、そう長くないのかもしれない。