チャンネルデバイダーはシステムの中核で暫くの間、ソニーのTA-D88
を使用していたが、最近修理完了して戻ってきたSansui CD-10に変え
てみた。

TA-D88はニュートラルでバランスが良くどこといって特徴はないがオーディオ心は感じ
させてくれるいい機材なのだが、このCD-10なかなか聞かせる。

まず低域が分厚い。しかも独特の粘りがある。やはりサンスイの音だ。高域は
ソニーに比べやや安っぽい(=チープ)でも、良くバランスしていて中域がなか
なか素晴らしい。なんというか血が通っていて生々しい音がしてる。
ウオームな雰囲気なんだね。総合点ではややソニーが上だろうが、音楽的
で捨てがたくさすがSANSUIと言う感じ。

ただ低域はかなり解像度甘めで、全体に古い音。なんたって70年代の機器
だから。中域の片chと高域が音出ずで修理になった。無事完了したわけだ
がさすがに音調までは変わらず、なんとかしたかった。

直出しのACケーブル~しかも細く長いのがついている。これをインレット型にして
最新の高級パワーケーブルを付けるとかなり良くなるだろうな?ふと考えたが、
ACインレットを金属シャーシに穴を開けて取り付けるのはかなり面倒くさいしうまく
できるか自信がない。そこで簡易的な方法でやってみることにした。過去に
何回かうまくいって、音もかなり改善されたので期待してみる。
~次回につづく

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