KENWOOD LS1001(LS300G) 改造その3
2013年12月29日 趣味
当初コンデンサーは1.5μのフィルムコン~を使った。大雑把には10~12khz位から効いてくるはずだが、あくまで聴感上を優先させる。聴いた感じは落ち着いた音、F特性上では4~8khzがディップ(谷)になっている。このままではクラシックは上品で重厚、高域のメタリックさのないいい感じになるが、ボーカルものでは中高域がやや大人しくボーカルも少し引っ込みがちで地味な音。そこでコンデンサーを4.7μに交換。オーディオ用のフィルムコンだ。この値ではおよそ4~5khzからツイータ帯域なる。実際聞いてみると、かなり華やいだ雰囲気で、ジャズやボーカルものは前に出てきてノリがよく、切れが良く、細かい音も良く出ていいのだが、フルオケの強奏部分ではブラスやバイオリン群の高音部分がメタリックでちょっとうるさい。一応測定してみると500~12khzが±3dBに収まりかなりフラットで良好なF特性になった。クラシックでは以前の方がいい部分もあったが、全体的にはこちらだろう。古い測定器で簡易測定したデータを乗せたので、見てほしい。一番下が最終形、コンデンサー一個としてはなかなか良い感じのF特と思うが~後は微調整で何とかなる?かも
(追加の写真について)
上~アマトールの特性、赤はWFのみのクロスを探ったもの。下はLS1001の改造前のもの。メーカー製だけ合ってこのサイズで堂々のピラミッドサウンドの形だ。
中~上は先ほどと同じ。下はコンチェルティーノ。アマトールよりも広帯域でフラット。
下~上はSPをLR同時に測定したもの。上がマイク位置が中央から2.5m下が2.0m。
位相の関係で1khz周辺のピークとディップが逆になっている。このような簡易測定に精度を求めるのは間違いで全体の傾向を参考程度に利用すれば良いだろう。中域以下は箱と部屋の影響、中高域以上はユニットそのものの特性と考えて良いと思う。~~続く~
(追加の写真について)
上~アマトールの特性、赤はWFのみのクロスを探ったもの。下はLS1001の改造前のもの。メーカー製だけ合ってこのサイズで堂々のピラミッドサウンドの形だ。
中~上は先ほどと同じ。下はコンチェルティーノ。アマトールよりも広帯域でフラット。
下~上はSPをLR同時に測定したもの。上がマイク位置が中央から2.5m下が2.0m。
位相の関係で1khz周辺のピークとディップが逆になっている。このような簡易測定に精度を求めるのは間違いで全体の傾向を参考程度に利用すれば良いだろう。中域以下は箱と部屋の影響、中高域以上はユニットそのものの特性と考えて良いと思う。~~続く~
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