メインのプリアンプからノイズが気になりだした。チューブ変えてから3年経ってるからもうかえ時か?6DJ8もいろいろ試したが、ここ数年はAMPEREXバグルボーイを好んで使っている。60sのオランダ製だが、フィリップス製と比べてバランスが良く音楽の美味しいところをうまく出す感じだ。フィリップスの方が低域も太く、メリハリが効いてるのだが、クラシックではバグルボーイを好む。

プリのチューブはパワーに比べ長持ちする。使用電流も少ないし当然だが、週4日つけっぱなし10時間以上なので、普通は1年くらいで取り換えるべきかもしれない。
ノイズがでないと取り換えないズボラな性格なのでねえ。それより一番は音楽が楽しく聞けるまでは使うことにしている。

このプリアンプとバグルボーイはベストマッチングだろうね。買ったときはソブテックが入っていたが割と洗練された細身の音だった。その後RCAやシルバニアとかも使ったがバグルボーイが一番しっくりきた。

今回取り換えたときは音が変わったか?と思えた。同じバグル~でも個体差は当然あるし付け替えたときはかなりノイズが出たので、ジャンクを買わされたかな?とも思ったが、ピンをクリーニングして入れなおしてみるとノイズはおさまった。しかし音は前のものと微妙に違う。心理的なものかもしれないが、中高域が切れがあるがやや荒っぽい、中低域は迫力あるがこれもやや荒い。全体的にロック向きのメリハリサウンドでやや誇りっぽい音。
しかしその後2日ばかり鳴らしていくと気にならなくなった。
エージングのせいか、自分の耳がなれたか~


まあ1度はテレフンケンやマラードなども使ってみたいが中古市場でも高嶺の花だし、好みに合わない場合もあるし、機会があればってことで。
リード線の長さは3cm程度。最近の極細線では34~40AWGを1本から3本くらい撚ってチップに半田付け。

信号線とグランド線は種類も太さも本数も別けて考えた。
それで音質の微細なコントロールが可能となる。
例えば撚る本数で重厚感~繊細感、線のキャラクターで根本的な音質を決める。

チップの材質でも変わる。自分はOFCのみだが、今後はプラチナとかも販売
されてるので試してみたい。

さてその音質変化の具合だが、おおざっぱに言って(以下私感、主観)、

SP交換>アンプ交換=CD~ANAPL交換=カートリッジ交換=リード線交換>真空管、各種ラインSPケーブルACケーブル等交換>インシュレータ(足)交換

つまりメイン機材交換なみの効果があると感じられるのだ。
C/Pは異常に高い。ただしアナログファンのみの楽しみだが。

秋の夜長、眠ってるレコードを聞いてみるのもおつなものだ。