ROLAND JC120といえばスタジオの定番機種。うちでもこれが故障で調子が悪いと商売にならない。コンボタイプで大型なので、ヒューズ切れ、ジャック陥没などはスタジオ側で対応するのが常。まあ大体は問題なく取り替え可能なのだが。

2〜3日前電源が入らないと、苦情があり、ヒューズを交換することになった。ところが、裏の補強用の板がどうやってもはずれない。これがはずれないと、アンプユニットを取り出せない。ヒートシンクが邪魔になるからだ。4本のネジをはずしてもはずれない。これは困った。切ってしまうしかないでしょう。スタッフが言った。しかしそのままはずして、再度位置をずらして取り付けるのがBESTだ。強度の問題や、ユニット保護のこともある。しかし何故くっついてしまってるんだろう?

障子の取っ手を外す道具を買ってきて、はがすように金槌で下まで入れてぐらつかせながら、10分くらい悪戦苦闘しただろうか。

めりめりとはがれかかったので、そのまま金具を手前にひくとぱたんと外れた。片側は釘で止められていたようだし、片側は接着されていた。かなり傷がついたが、再取り付けも可能だろう。しかし何故この位置で外せないように取り付けたのだろう?

それともアンプユニットを引き出す別の方法があるのだろうか?うちにある他のJC120の裏板はすべてネジを外せばすぐとれる。
誰かが改造した?くぎは内側からきれいに止められていたので、新品時のままだったと思う。それではこの状態(裏板をはずさない)でどうやってアンプユニットを引き出すのだろうか?

釈然としないながらも、無事ヒューズ交換が終わり電源も入ったのでひと安心。今日は私は休みなのでそのまま家に帰った。

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