パソコンで音楽することの自由さと不自由さ
2007年3月5日 お仕事先日PROTOOLSのことを書いたが、これも含めてパソコンによるMIXや録音は慣れると元に戻れないほど快適で、一昔前なら夢のようなことも可能となる。しかし世の中そう甘くはなくて、いろいろと厄介なことも同時に付いてくる。
もっとも頭を悩ませるのは、ソフトとハードの相性の問題だ。MACのOSとPROTOOLSの互換性を合わせなければならない。まず手持ちのPROTOOLSがスムーズに動作するMACのOSを確定する。
次に、そのOSがのせられるMAC本体を探す事になる。特に中古のPROTOOLSを使うとなると、その互換性はシビアになってくる。中古のPROTOOLSを使うと言う事は、TDM版ということだろう。個人ユースのLE版を使うなら一番新しいのを買うほうが賢いと思う。値段もそう高額ではないし、最新鋭のパワフルなパソコンを使うことが前提になる。
さて本命のTDMだが、(以下当方使用中の24MIXPLUSを例に)専用のハードウエアを購入しなくてはならない。PROTOOLSのシステムはMIXコアカード、MIXFARMカード、SCSIカードがセットになっている。この3枚のPCIカードを搭載可能なパソコン本体を購入することになる。少なくとも3枚以上のPCIスロットが空いている必要があるのだ。入れる順番もパソコンによって違ってくる。慎重に行う必要がある。システムは他に、888(24)I/0というADDAコンバータや専用のDEGIDRIVEというハードディスクが必要になる。全部そろえて、当時250万位払った記憶がある。その後、エフェクトプラグインソフトをいろいろ買えそろえたり、DSPカードを2枚増やしたり(1枚MIXカードのおよそ半分のパワー)して非常にパワフルでストレスがない環境に構築されている。その後発売されたMIX3とほぼ等価なDSPパワーで、現在の環境ではほとんど問題ない。ちなみにMACは10年以上前のパワーマック9600だ。PCIスロットが6基あるのと、電源が強力なので当時これしか考えられなかった。その他プラグインの使用権の獲得等もネット上で英語でのやりとりになるので厄介だ。しかもOSの入ったハードディスクを変えるとすべて初めからやり直さなくてはならない。
7年使って思うことは、(パソコンもソフトウエアも)新しいのを使いたいと思うことはあまりない。音楽以外で苦労するのは目に見えているから。現在の安定性が重要だ。音は?全く問題ない、というより現在のCDの規格よりずっと上(24ビット)をいってるわけだから音を問題にするのは意味がない。他に音質向上(好みの音質にする)を出来る部分は多くあり、工夫しだいで、まだまだ新しい発見があるはずだ。
最近よくデジデザインからアップグレードのハガキが送られてくる。ついにこの間は電話がかかってきた。何故新しいのに変えないのか?と。CDが96Kや192Kになったら考えると答えておいた。
もっとも頭を悩ませるのは、ソフトとハードの相性の問題だ。MACのOSとPROTOOLSの互換性を合わせなければならない。まず手持ちのPROTOOLSがスムーズに動作するMACのOSを確定する。
次に、そのOSがのせられるMAC本体を探す事になる。特に中古のPROTOOLSを使うとなると、その互換性はシビアになってくる。中古のPROTOOLSを使うと言う事は、TDM版ということだろう。個人ユースのLE版を使うなら一番新しいのを買うほうが賢いと思う。値段もそう高額ではないし、最新鋭のパワフルなパソコンを使うことが前提になる。
さて本命のTDMだが、(以下当方使用中の24MIXPLUSを例に)専用のハードウエアを購入しなくてはならない。PROTOOLSのシステムはMIXコアカード、MIXFARMカード、SCSIカードがセットになっている。この3枚のPCIカードを搭載可能なパソコン本体を購入することになる。少なくとも3枚以上のPCIスロットが空いている必要があるのだ。入れる順番もパソコンによって違ってくる。慎重に行う必要がある。システムは他に、888(24)I/0というADDAコンバータや専用のDEGIDRIVEというハードディスクが必要になる。全部そろえて、当時250万位払った記憶がある。その後、エフェクトプラグインソフトをいろいろ買えそろえたり、DSPカードを2枚増やしたり(1枚MIXカードのおよそ半分のパワー)して非常にパワフルでストレスがない環境に構築されている。その後発売されたMIX3とほぼ等価なDSPパワーで、現在の環境ではほとんど問題ない。ちなみにMACは10年以上前のパワーマック9600だ。PCIスロットが6基あるのと、電源が強力なので当時これしか考えられなかった。その他プラグインの使用権の獲得等もネット上で英語でのやりとりになるので厄介だ。しかもOSの入ったハードディスクを変えるとすべて初めからやり直さなくてはならない。
7年使って思うことは、(パソコンもソフトウエアも)新しいのを使いたいと思うことはあまりない。音楽以外で苦労するのは目に見えているから。現在の安定性が重要だ。音は?全く問題ない、というより現在のCDの規格よりずっと上(24ビット)をいってるわけだから音を問題にするのは意味がない。他に音質向上(好みの音質にする)を出来る部分は多くあり、工夫しだいで、まだまだ新しい発見があるはずだ。
最近よくデジデザインからアップグレードのハガキが送られてくる。ついにこの間は電話がかかってきた。何故新しいのに変えないのか?と。CDが96Kや192Kになったら考えると答えておいた。
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