今日で9月も終わり。もういつの間にか秋のど真ん中。

最近気に入ってるアルバムがこれ。まさに癒し系!
しかも安っぽさや暑苦しさは微塵もない。
爽やかで、叙情的、甘く切ない音楽。

アンドレギャニオンは日本でもドラマ主題歌を書いてたから
知ってる人も多いと思う。これは彼が全曲カバーで
編曲とピアノ演奏に専念したもの。

選曲(JAZZやPOPSのスタンダードナンバー)が自分好みで、
知ってる曲が多いせいかすぐ溶け込めた。
バックのストリングスは厚く雄大でまるでジョンバリーの
映画音楽のような感じもある。メロディを奏でるピアノ
の音は非常に美しく、やや奥に雄大に定位するオーケス
トラの音に対して前面左右に浮き出る感じ。マルチで録
られたものだと思うが素晴らしい録音だと思う。

メロディもオリジナルに忠実に弾いてて、原曲の良さを
さらにアレンジが引き立てる。時折、クラシカルにも聞
こえるが、上質のイージーリスニングとして最高峰と感じる。
アレンジのセンスが際立つのだ。エキセントリックなことをやる
のがカバーじゃないということ。それで原曲を超えてい
る情感を醸し出してるのが凄いところ。

話が重なるが音が凄く良い。ゆったりとまったりと、
一人で孤独を感じるもよし、恋人とふたりでロマンチッ
クに聞くも良しの秋の夜長の超お奨め盤。


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