昔からクラウスヴォアマンと思ってたが、フォアマンと読むのか。
Beatles関連でBSで特集ドキュメントタリー。ドイツ人なので
ドイツ制作も納得。

リヴォルバーのアルバムジャケットのイラストで有名だが、セッ
ションBASSマンとしても当時はひっぱりだこだった。
彼がクレジットされたアルバムは多数持ってるので、自分もよく
知っていた。ポールはベースを弾くので、ジョージやジョン、リンゴ
のアルバムに多く参加していた。ポールとのプレースタイルの違いも
紹介されていたが。その他ハリーニルソンやカーリーサイモンの
アルバムでも活躍したそうだ。カーリーのあのヒット曲の冒頭の
超インパクトのある、あのフレーズが彼のものだったんだ!びっくり。

リンゴの大ヒットアルバムでポールやジョージ、ジョンも参加した
リンゴというタイトルのアルバムだが、なかに豪華なイラスト集が
収められている。あまり気にも留めなかったが、あらためてみてみ
ると見事なものだ。

まさにアーティスト。印象に残ったのは、豪華ミュージシャン仲間の
薬やアルコール漬けの破天荒な生活に付いていけず、音楽を止めてし
まったこと。ヴァンダイクパークスも述べていたが、音楽のアイディア
はそんな物から生まれるのではなく、才能そのものだと。彼が音楽を
止めたのはナイーヴで生真面目でまわりにいつも気を使う人間が、
だらしない生活を送るバンドマンと音楽を作り続けなければならない
ことに疲れてしまったのだろう。よく分かる気がする。
しかし彼のベースプレーは独特でオリジナリティにあふれ、多くの
アーティストが彼とのプレーを望み、尊敬されていたのだ。

ライフスタイルや格好だけまねて中身が伴わないミュージシャンって
よく日本のTVにも出てるが、まあ日本の大衆音楽が海外(欧米)
で評価されることはないわけで、それはそれで東アジア圏だけなら通用
してしまうのかも。そういえば韓国の名前も聞いたことがないような
バンド?が日本レコード大賞をとったとか?日本はそこまで落ちたか!
って感じだ。




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