最近のスピーカー市場見てると、10cm前後のユニットに人気が集まってるみたいだ。AlpairやFostex,PARC AUDIOなんかだ。

そしてそれをフルレンジとして使ってるようだ。低音はダブルバスレフやバックロードホーンにしたり、能率を下げてワイドレンジ化したユニットをそれなりのバスレフBOXにいれたり。

至近距離で聞いたり、デスクトップモニター、ニアフィールドモニター等ならそれで不足はないはずで、フルレンジならではの定位感が味わえると思う。

でも自分はだいたい2.5~3mくらいは距離をとって聞きたいタイプなのでそれらではどうしても低域の量感不足、中域のリアリティ不足が感じられゆったりとは聞けない不満が残る。

マルチアンプのMIDとしてならありかも知れないが、それは置いといてシンプルなスピーカーとしての中低域の量感や、VOの生々しさを求めると16cm以上は必要な気がする。ちなみに正味10cm直径だと25π、16cmになると64πになり約2.5倍の面積になる。それで低域からVO帯域までは見違えるようにゆったり感が出てくる。

ユニット面積ににあうキャビネット内容積も勿論必要だ。
最低でも25リットルから40リットル程度はほしい。
ユニットに対して内圧が下がり伸び伸びとなるようになる。
ゆったりと広がる音場が楽しめる。この位の面積なら今のユニットなら高域も15Kくらいまでならフラットに伸ばせるはず。フルレンジでも十分いける。

必要があれば8Kあたりから(スーパー)ツイーターのせてもいいし。

まあ自分の好みで書いてるが、そういうフルレンジスピーカーをこの夏の工作として作ってみたい。暑さが程々になってくれるといいんだがどうかな。

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