作りかけの割と大型のダブルバスレフの第1キャビが大体出来上がったので、早速試聴してみた。第1キャビのみである。内容積 約30L、4角ダクト面積100cm2長さ10cmでアルペア12をユニットとして箱にいれてつけてみた。

これだけでも十分実用になる。結構量感豊かで情報量が多く、中高域はかなり繊細で解像度の高い音、ただしバランス的に中域より上が勝る感じ、交響曲の強奏部分ではややささくれ立って荒さも感じる。ヴォーカルものやロック、POP系では伸び伸びとなり音離れが良い。

箱の材料は底板18mm針葉樹合板、両サイド27mmの針葉樹合板、バッフルと裏板
天板は25mmのホワイトスプルース集成材。

内部に補強というより音響の調整の意味でメイプル単版30cm×10cm×15mmをサイドと天板に3箇所貼り付け、バッフルを外せるように前面4箇所角にウオルナット27mmを接着した。

いろんな素材を組み合わせることにより、単一素材の欠点を緩和させる狙いである。

実際効果が出てるかは判らないが、気分的なものもある。重量増の効果は確実にあると思う。

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