ケーブルを考えてみた~2 単線のメリット
2018年6月11日 趣味ラインケーブルで16AWGくらいの単線のくっきりした音像とメリハリのあるエネルギー感は中々良いものだ。それは何処から来るものだろう?いろいろいわれているが、自分は振動に強いことだと思う。つまり中低域から低域の強い電気信号が銅線を通る時、振動で揺れてしまってはエネルギーロスにつながる。モワっとしたアタックの不明瞭な解像度に欠ける音になりがちだ。
同じ1.2mm径で、0.2ミリ位の線が集まったより線と1.2mmの1本線とどちらが振動に強いか?考えてみてほしい。撚り線は絞ることによってテンションを強くかければある程度の振動は回避できる。しかし振動をお互いに受けて伝える面もある。
具体的には、例えばバスドラムとベースの音を聞いてみる。バンドの中で中低域から最低域はバスドラムとベースが請け負う場合が多い。バスドラムのアタックがスピード感がなく弱くなると、ベースの音と渾然一体となる。厚く太くはあるが暗くもやっとした、どんよりした中低域になりがちだ。
そこでバスドラムを狙うマイクケーブルに16AWG以上の単線のシールド線を使ってみると、その後のミックスやマスタリングでアタックを出すためのコンプ等大きくかけなくても済むことになる。それは出来上がりの鮮度感に大いに貢献するものだ。
振動の他にも大きなメリットがある。それはストラドジャンプと言われる歪を回避できることだ。これによってすっきりした音が得られる。このジャンプと言われる歪は電気信号が撚り線の中の線から線にジャンプするときに起こる歪で、中~低域に対してはあまり良いことがない。単線の場合はそれを回避できるメリットがありこれは実際音を聞いてみると誰でもわかる程度の大きな違いとして現れる。要するにもやもや感がないのだ。~いい事尽くめの単線だがデメリットもあるらしい。~次回に続く。
同じ1.2mm径で、0.2ミリ位の線が集まったより線と1.2mmの1本線とどちらが振動に強いか?考えてみてほしい。撚り線は絞ることによってテンションを強くかければある程度の振動は回避できる。しかし振動をお互いに受けて伝える面もある。
具体的には、例えばバスドラムとベースの音を聞いてみる。バンドの中で中低域から最低域はバスドラムとベースが請け負う場合が多い。バスドラムのアタックがスピード感がなく弱くなると、ベースの音と渾然一体となる。厚く太くはあるが暗くもやっとした、どんよりした中低域になりがちだ。
そこでバスドラムを狙うマイクケーブルに16AWG以上の単線のシールド線を使ってみると、その後のミックスやマスタリングでアタックを出すためのコンプ等大きくかけなくても済むことになる。それは出来上がりの鮮度感に大いに貢献するものだ。
振動の他にも大きなメリットがある。それはストラドジャンプと言われる歪を回避できることだ。これによってすっきりした音が得られる。このジャンプと言われる歪は電気信号が撚り線の中の線から線にジャンプするときに起こる歪で、中~低域に対してはあまり良いことがない。単線の場合はそれを回避できるメリットがありこれは実際音を聞いてみると誰でもわかる程度の大きな違いとして現れる。要するにもやもや感がないのだ。~いい事尽くめの単線だがデメリットもあるらしい。~次回に続く。
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