ASHIDAVOX 6P-HF1 を聴いてみた その3
最初に3WAYマルチのスコーカーとして試してみた。

ツイーターはダイヤトーンDS2000Zのツイーターからグルンディッヒのコーンツイーターに変更、ウーファはダイヤトーンDS1000Zのもの
デヴァイダーのクロスは200Hzと5KHz。

エラフィッツジェラルドでは中高域のアクセントが印象的、まあ音楽的と言ってよいVINTAGEサウンド。ただ中高域のシャリシャリ感は心地良いが時に安っぽさ、紙っぽさも感じる

ブラームスのシンフォニーでは雄大な音場を形成した。グルンディッヒのツイーターは12khまでそれ以降はだら下がり。ASIDAVOXは10Khzまでの伸びでツイーターの存在感が今一つか?

ツイーターをSABAのコーンツイーターに変更。シャリシャリした音からサラサラした音に変わった。高級感はあるのだが、薄く感じ物足りない
そこで上のクロスを10khzに変更してみた。200~10Khzを一つのユニットで賄う理想に近づいた。(ちなみにSABAはVINTAGEコーンツイーターでは珍しく高域は18KHzくらいまで伸びている)

ブラームスのシンフォニー(2番)では奥行きが深くマッチングも良いし
しなやかさもある。

ただクラシックとして気になるのは、音が乾いていて、ややかさつきが感じられること。ペーパーコーンの宿命でもあるのかな?

以上3WAYマルチのスコーカーとしてのマッチングはそれほど良くないのかな~
と感じた。



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