ASHIDAVOX 6PHF-1は1959年に販売されたユニットで、現在は勿論販売されていないが当時の会社アシダ音響は存続されていて業務用スピーカーやヘッドフォンなどでは知名度はある。

三菱のP610BやP610DBはロングセラーの日本を代表する16cmフルレンジユニットで今でも中古市場では人気抜群だ。

面白いのはこのP610系とASHIDAVOXの6PHF-1は形が瓜二つでキャビネットのホールカットも同じサイズで取り付け可能だ。違いはマグネットの形と振動版の紙質の違いにある。あとエッジの違いもある。P610系はウレタンエッジでASHIDAVOXはフィクストエッジになる。

そこで手持ちのP610BやP610DBと比較してどうなのか?試してみたくなった。
以前にP610系も3WAYのMIDレンジとして試したことがあり、あまり好みではなかった印象ががある。

なので今回は思い切って、定番の平面バッフルを作ってあくまでフルレンジとして音を聞いてみることにした。以前、スタジオのBASSAMPキャビの下に敷いた構造用合板のあまりがあったので、ステレオ2枚分を用意できた。
サイズは60W×90H×2.5(厚み)Cm 但し、床から固定するためにちょっとした工夫が必要になる。そのため製作に意外と時間がかかってしまった。




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