エレクタアマトールに悪戦苦闘~その3~SPケーブル変更で~
2013年1月4日 趣味アマトールは裏から見ると、バイワイアー対応で金メッキのプレートが付属している。SPケーブルはオーディオクエスト製を下側低音部に接続。最初はこの状態で聞いてみた。
それが前述した感想。
Aクエストの極太単線(リッツ構造だが1本1本が太いので単線の認識)で低域のしまりと力感を期待したのは間違いでなかったはず。
だってえ~~アマトールの低域は~本当に~甘党る~なんだから!
SPケーブルのオーディオクエストFOREST。古くて無名だがなかなかの切れ味のあるいいケーブルだ。さらに昔同社のインディゴブルーを使っていたが、その2ランク上のスペックだ。JAZZ系、室内楽やボーカルでもくっきり系で眠たい音ではない。ただしハイパーリッツ構造で0.9mm前後の2種類の径、OCCと6Nの2種類の単線がプラス、マイナスそれぞれ6本づつ1本のケーブルに時計回りで12本のリッツ線というわけで、(非常に理にかなったものだが)それぞれが硬い単線だから20mm直径くらいあり硬く重く取り回しは楽ではない。
次に金メッキプレートをはずし、高域側にピュアで切れのいいVINTAGE単線をジャンパー線としてつなぐ。さらにプラス側マイナス側で試しながら種類を変えてみる。
聞いてみると確かに高域の質は良くなったが、高低のバランスは変わらず、その音の太さに圧倒されるままである。
そこでSPケーブルを極太から18ゲージのANSONIAというVINTAGE単線に交換。
外皮含めてクエストの10分の1の太さで情報量や切れ味は後退したが、独特のこくや温度感があり悪くない。高低のバランスも多少改善した。つまり低域がややノーマルに近づいた。
それで2~3日この状態で様子を見る事にした。
~だがしかし~やっぱ~不満は解消されなかったんだね。
~つづく~
それが前述した感想。
Aクエストの極太単線(リッツ構造だが1本1本が太いので単線の認識)で低域のしまりと力感を期待したのは間違いでなかったはず。
だってえ~~アマトールの低域は~本当に~甘党る~なんだから!
SPケーブルのオーディオクエストFOREST。古くて無名だがなかなかの切れ味のあるいいケーブルだ。さらに昔同社のインディゴブルーを使っていたが、その2ランク上のスペックだ。JAZZ系、室内楽やボーカルでもくっきり系で眠たい音ではない。ただしハイパーリッツ構造で0.9mm前後の2種類の径、OCCと6Nの2種類の単線がプラス、マイナスそれぞれ6本づつ1本のケーブルに時計回りで12本のリッツ線というわけで、(非常に理にかなったものだが)それぞれが硬い単線だから20mm直径くらいあり硬く重く取り回しは楽ではない。
次に金メッキプレートをはずし、高域側にピュアで切れのいいVINTAGE単線をジャンパー線としてつなぐ。さらにプラス側マイナス側で試しながら種類を変えてみる。
聞いてみると確かに高域の質は良くなったが、高低のバランスは変わらず、その音の太さに圧倒されるままである。
そこでSPケーブルを極太から18ゲージのANSONIAというVINTAGE単線に交換。
外皮含めてクエストの10分の1の太さで情報量や切れ味は後退したが、独特のこくや温度感があり悪くない。高低のバランスも多少改善した。つまり低域がややノーマルに近づいた。
それで2~3日この状態で様子を見る事にした。
~だがしかし~やっぱ~不満は解消されなかったんだね。
~つづく~
エレクタアマトールに悪戦苦闘~その2 明けましておめおめおめ~~
2013年1月2日 趣味太い筆で一気に描いた油絵のよう~
ネットで見つけたアマトール評だが、まさにズバリだ。
太い筆とは豪快な中低域のことであろう。
それが全域を支配してるということだ。
エレクタアマトール初代は1988年に登場して旋風を巻き起こした。
その見事なエンクロージャーのつくりと
(なんでもブラジリアンローズウッドを使ってる?
とか~~おいおいハカランダかよ!!)
それに搭載される当代最高級のユニットによって国内価格66万円ペア!
大理石を底板に使った、これも見事な専用スタンドが10万円。
この価格で大ヒットした。
しかし2年後1990年には2代目が発売になる。
これは初代とは大きく異なり、裏板にパッシブラジエーターが搭載
されていた。初代はリアダクトバスレフである。
音調も大きく異なり(2代目は私は聞いた事ない)初代よりよりフラット
な音調となったとある。
しかし評判、売れ行きともに芳しくなく短期間で姿を消す。
でたら激レアだから欲しい!
もしかして私の好みはこっちかもしれないし~
この初代が日本で結構売れたのはいまひとつ理解に苦しむ。
この音が支持されたとは思えない。
非常にバランスの悪い音だからね。私感ですまないが~
例えば日本刀と中国のぶっとい刀を見比べてみよう。
日本の女子と欧米またはラテン系の女子を比べてみたら~
和食と肉食、武満徹とワーグナー、~~~きりがないが~
日本人は繊細で透明でピュアなものを好むのではないか?
音を聞かずに見た目で選んだのか?
オーディオ雑誌の評価は抜群だったからそれを信じたのか?
あえて言うなら異文化の香りを味わいたい!
それに尽きるか?
自分にないもの、遠いもの、正反対のもの、に憧れる気持ち。
よ~くわかる。
しかしスピーカーは音楽を聴く道具に過ぎない。
そういう音楽を聴けばいいのであって、道具は忠実度がある方が
いいのでないか?
と思うのだが~ねえ。
はてはて~今日はここまで。
つづく~
ネットで見つけたアマトール評だが、まさにズバリだ。
太い筆とは豪快な中低域のことであろう。
それが全域を支配してるということだ。
エレクタアマトール初代は1988年に登場して旋風を巻き起こした。
その見事なエンクロージャーのつくりと
(なんでもブラジリアンローズウッドを使ってる?
とか~~おいおいハカランダかよ!!)
それに搭載される当代最高級のユニットによって国内価格66万円ペア!
大理石を底板に使った、これも見事な専用スタンドが10万円。
この価格で大ヒットした。
しかし2年後1990年には2代目が発売になる。
これは初代とは大きく異なり、裏板にパッシブラジエーターが搭載
されていた。初代はリアダクトバスレフである。
音調も大きく異なり(2代目は私は聞いた事ない)初代よりよりフラット
な音調となったとある。
しかし評判、売れ行きともに芳しくなく短期間で姿を消す。
でたら激レアだから欲しい!
もしかして私の好みはこっちかもしれないし~
この初代が日本で結構売れたのはいまひとつ理解に苦しむ。
この音が支持されたとは思えない。
非常にバランスの悪い音だからね。私感ですまないが~
例えば日本刀と中国のぶっとい刀を見比べてみよう。
日本の女子と欧米またはラテン系の女子を比べてみたら~
和食と肉食、武満徹とワーグナー、~~~きりがないが~
日本人は繊細で透明でピュアなものを好むのではないか?
音を聞かずに見た目で選んだのか?
オーディオ雑誌の評価は抜群だったからそれを信じたのか?
あえて言うなら異文化の香りを味わいたい!
それに尽きるか?
自分にないもの、遠いもの、正反対のもの、に憧れる気持ち。
よ~くわかる。
しかしスピーカーは音楽を聴く道具に過ぎない。
そういう音楽を聴けばいいのであって、道具は忠実度がある方が
いいのでないか?
と思うのだが~ねえ。
はてはて~今日はここまで。
つづく~
エレクタアマトールに悪戦苦闘~その1~今日は大晦日だよ
2012年12月31日 趣味12月中旬頃つい出来心でエレクタアマトール中古を衝動買いしてしまいました。
商品が届くまで、ココロ、うきうき待ってました。
アマトール~アマトール念願のアマトール~その囁きはこれからどんなにぼくの心身を悩殺してくれるのだろう?
数年前に買ったコンチェルティーノももう引退なのだね~
偉大な姉貴分がやってくる、もう出番はないのだね~
別れの時、でも忘れない~あの深く妖艶な情念の叫びを~
あのBOdyサイズで信じられないくらいグラマラスな響きを。
さて寒い雨の降る午後の日、それは到着した。
コンチェルティーノより一回り大きなそのBODYは比べようもないくらい豪華な衣装を身にまとい中身は高貴なディナウディオとスキャンスピークスの最高級ユニット!もう平民と貴族の違い。
早速音を出してみる。
ん~~~これは!何これ?この低音の雄大さ!
18cmであるのに38cmのスケール
そしてこの切れ味鋭い中高域。
しかし~だ。
なんともバランスが悪い!
片っ端からフルオケ、室内楽、ボーカル、ロック~CDをかけまくるが~
第一印象は変わらず。
高密度であるはずの、高域最高クラスのツイーターが切れ味鋭い片鱗はみせるが
解像度の伴わない大甘な低域にマスキングされてしまっている。
こんな~はずじゃないぞお~~~
と思いつつやはりこれが現実だ。
まあ~いいか。
すぐ売ってしまって、コンチェルティーノをリファインして使うか。
試しにコンチェル~につないでみたら、
小振りにはなったが、このバランスの妙味!
155cmで超グラマーな女子大生って感じで
音楽が生き生きと鳴る。
あ~やっぱりこのお買い物は失敗におわったか?
(つづく~~)
商品が届くまで、ココロ、うきうき待ってました。
アマトール~アマトール念願のアマトール~その囁きはこれからどんなにぼくの心身を悩殺してくれるのだろう?
数年前に買ったコンチェルティーノももう引退なのだね~
偉大な姉貴分がやってくる、もう出番はないのだね~
別れの時、でも忘れない~あの深く妖艶な情念の叫びを~
あのBOdyサイズで信じられないくらいグラマラスな響きを。
さて寒い雨の降る午後の日、それは到着した。
コンチェルティーノより一回り大きなそのBODYは比べようもないくらい豪華な衣装を身にまとい中身は高貴なディナウディオとスキャンスピークスの最高級ユニット!もう平民と貴族の違い。
早速音を出してみる。
ん~~~これは!何これ?この低音の雄大さ!
18cmであるのに38cmのスケール
そしてこの切れ味鋭い中高域。
しかし~だ。
なんともバランスが悪い!
片っ端からフルオケ、室内楽、ボーカル、ロック~CDをかけまくるが~
第一印象は変わらず。
高密度であるはずの、高域最高クラスのツイーターが切れ味鋭い片鱗はみせるが
解像度の伴わない大甘な低域にマスキングされてしまっている。
こんな~はずじゃないぞお~~~
と思いつつやはりこれが現実だ。
まあ~いいか。
すぐ売ってしまって、コンチェルティーノをリファインして使うか。
試しにコンチェル~につないでみたら、
小振りにはなったが、このバランスの妙味!
155cmで超グラマーな女子大生って感じで
音楽が生き生きと鳴る。
あ~やっぱりこのお買い物は失敗におわったか?
(つづく~~)
バルトーク ディベルティメントSZ113 Stanislaw Skrowaczewaski
2012年12月19日 趣味有名なConcert For Orchestra(オケコン)のカップリング曲。
ふわふわした現代音楽調の曲だが、録音が素晴らしく伸びやかで音場も広く何回も聞きたくなりそうな音楽だ。ちょっとガーシュインのパリのアメリカ人みたいな感じもあるかな?
劇的な展開のオケコンよりも大分わかり易いし、やはりこういう音楽はいい音で聞きたいという願望があり、それが満たされる。
低弦セクションが風のように自然な存在感で、高域もスムーズでヒステリックにならず難解な和声の展開がスムーズに心に入ってくる。ソロのヴァイオリンもつややかで美しい。弦楽合奏なので管や打楽器はなく、感覚的なしなやかさにつながっている。
音から入って、音楽に没頭できればオーディオも音楽の役に立つという事だ。
ふわふわした現代音楽調の曲だが、録音が素晴らしく伸びやかで音場も広く何回も聞きたくなりそうな音楽だ。ちょっとガーシュインのパリのアメリカ人みたいな感じもあるかな?
劇的な展開のオケコンよりも大分わかり易いし、やはりこういう音楽はいい音で聞きたいという願望があり、それが満たされる。
低弦セクションが風のように自然な存在感で、高域もスムーズでヒステリックにならず難解な和声の展開がスムーズに心に入ってくる。ソロのヴァイオリンもつややかで美しい。弦楽合奏なので管や打楽器はなく、感覚的なしなやかさにつながっている。
音から入って、音楽に没頭できればオーディオも音楽の役に立つという事だ。
窪田式反転増幅プリアンプ~内部配線をいじる。
2012年12月2日 趣味先日オークションでゲットしたプリアンプ。巨大コンデンサーによる別(左右独立)電源、窪田式反転増幅、MOSFET,ファーストリカバリー整流、出力0.02Ω~これ23000円。実は数年前から、同じプロセスで作られたパワーアンプを持ってるのでキャラクターはだいたい想像できる。しかしこのプリアンプはこのパワーよりもさらにクオリティが高いと思う。
プリアンプに巨大電源が必要か?しかし電源がしっかりしてると中低域~低域が幅のあるしっかりした実在感のあるものになる。経験上そう感じる。MOSFETは中高域のピュアな音で実際にハイエンドメーカーでも多数採用されている。
実際音を聞いてみた。最初はメリハリが激しく、低域の押し出しが突出して綺麗な中高域をマスクしてるような印象。しかもピーク性で不安定。いままで長年TUBEプリを使ってきたので、この音はやや几帳面過ぎてソリッドで膨らみがなく鋭角的なエッジや冷たさも感じる。~このままではちとキツイかな?
いろいろとやってみたが、結局入力系と出力系、アースラインの内部配線材と半田をすべてVINTAGEものに変更した。つけては聞き、つけては聞きで一番最適なものを選んで行くやり方。バランス的に低域よりだったので入り口は高域に定評のある単線、出力系はピーク性の低域を避けて安定した幅のある低域を志向して単線プラス味付けの極細線。アースラインは銀メッキ拠り線すべて1930~1950年代のもの。半田は50年代マルチコア、電源系は触らず。
以上~試聴結果は十分満足のいくものだった。オケは小編成から大編成まで満遍なくこなし、小編成室内楽ではその高域の美しさが際立つ。低域もピーク性のものからその場の空気感を再現できる安定したもの。今まで聞いていた価格で50倍するアンプと比べてもキャラの違いはあるが、十分対抗できるサウンドに仕上がった。
以前はVINTAGE線といえばラインケーブル作りが主だったが、ギター内部配線のようにアンプ内部配線にしたときの効果は凄い!と感じた。いままで5台プリアンプに実施したがすべて向上したので確信が持てるようになった。
プリアンプに巨大電源が必要か?しかし電源がしっかりしてると中低域~低域が幅のあるしっかりした実在感のあるものになる。経験上そう感じる。MOSFETは中高域のピュアな音で実際にハイエンドメーカーでも多数採用されている。
実際音を聞いてみた。最初はメリハリが激しく、低域の押し出しが突出して綺麗な中高域をマスクしてるような印象。しかもピーク性で不安定。いままで長年TUBEプリを使ってきたので、この音はやや几帳面過ぎてソリッドで膨らみがなく鋭角的なエッジや冷たさも感じる。~このままではちとキツイかな?
いろいろとやってみたが、結局入力系と出力系、アースラインの内部配線材と半田をすべてVINTAGEものに変更した。つけては聞き、つけては聞きで一番最適なものを選んで行くやり方。バランス的に低域よりだったので入り口は高域に定評のある単線、出力系はピーク性の低域を避けて安定した幅のある低域を志向して単線プラス味付けの極細線。アースラインは銀メッキ拠り線すべて1930~1950年代のもの。半田は50年代マルチコア、電源系は触らず。
以上~試聴結果は十分満足のいくものだった。オケは小編成から大編成まで満遍なくこなし、小編成室内楽ではその高域の美しさが際立つ。低域もピーク性のものからその場の空気感を再現できる安定したもの。今まで聞いていた価格で50倍するアンプと比べてもキャラの違いはあるが、十分対抗できるサウンドに仕上がった。
以前はVINTAGE線といえばラインケーブル作りが主だったが、ギター内部配線のようにアンプ内部配線にしたときの効果は凄い!と感じた。いままで5台プリアンプに実施したがすべて向上したので確信が持てるようになった。
カートリッジのリード線交換による効果は大きい!
2012年9月23日 趣味リード線の長さは3cm程度。最近の極細線では34~40AWGを1本から3本くらい撚ってチップに半田付け。
信号線とグランド線は種類も太さも本数も別けて考えた。
それで音質の微細なコントロールが可能となる。
例えば撚る本数で重厚感~繊細感、線のキャラクターで根本的な音質を決める。
チップの材質でも変わる。自分はOFCのみだが、今後はプラチナとかも販売
されてるので試してみたい。
さてその音質変化の具合だが、おおざっぱに言って(以下私感、主観)、
SP交換>アンプ交換=CD~ANAPL交換=カートリッジ交換=リード線交換>真空管、各種ラインSPケーブルACケーブル等交換>インシュレータ(足)交換
つまりメイン機材交換なみの効果があると感じられるのだ。
C/Pは異常に高い。ただしアナログファンのみの楽しみだが。
秋の夜長、眠ってるレコードを聞いてみるのもおつなものだ。
信号線とグランド線は種類も太さも本数も別けて考えた。
それで音質の微細なコントロールが可能となる。
例えば撚る本数で重厚感~繊細感、線のキャラクターで根本的な音質を決める。
チップの材質でも変わる。自分はOFCのみだが、今後はプラチナとかも販売
されてるので試してみたい。
さてその音質変化の具合だが、おおざっぱに言って(以下私感、主観)、
SP交換>アンプ交換=CD~ANAPL交換=カートリッジ交換=リード線交換>真空管、各種ラインSPケーブルACケーブル等交換>インシュレータ(足)交換
つまりメイン機材交換なみの効果があると感じられるのだ。
C/Pは異常に高い。ただしアナログファンのみの楽しみだが。
秋の夜長、眠ってるレコードを聞いてみるのもおつなものだ。
カウンターポイントSA5000とアンペレックスバグルボーイ
2012年9月21日 趣味メインのプリアンプからノイズが気になりだした。チューブ変えてから3年経ってるからもうかえ時か?6DJ8もいろいろ試したが、ここ数年はAMPEREXバグルボーイを好んで使っている。60sのオランダ製だが、フィリップス製と比べてバランスが良く音楽の美味しいところをうまく出す感じだ。フィリップスの方が低域も太く、メリハリが効いてるのだが、クラシックではバグルボーイを好む。
プリのチューブはパワーに比べ長持ちする。使用電流も少ないし当然だが、週4日つけっぱなし10時間以上なので、普通は1年くらいで取り換えるべきかもしれない。
ノイズがでないと取り換えないズボラな性格なのでねえ。それより一番は音楽が楽しく聞けるまでは使うことにしている。
このプリアンプとバグルボーイはベストマッチングだろうね。買ったときはソブテックが入っていたが割と洗練された細身の音だった。その後RCAやシルバニアとかも使ったがバグルボーイが一番しっくりきた。
今回取り換えたときは音が変わったか?と思えた。同じバグル~でも個体差は当然あるし付け替えたときはかなりノイズが出たので、ジャンクを買わされたかな?とも思ったが、ピンをクリーニングして入れなおしてみるとノイズはおさまった。しかし音は前のものと微妙に違う。心理的なものかもしれないが、中高域が切れがあるがやや荒っぽい、中低域は迫力あるがこれもやや荒い。全体的にロック向きのメリハリサウンドでやや誇りっぽい音。
しかしその後2日ばかり鳴らしていくと気にならなくなった。
エージングのせいか、自分の耳がなれたか~
まあ1度はテレフンケンやマラードなども使ってみたいが中古市場でも高嶺の花だし、好みに合わない場合もあるし、機会があればってことで。
プリのチューブはパワーに比べ長持ちする。使用電流も少ないし当然だが、週4日つけっぱなし10時間以上なので、普通は1年くらいで取り換えるべきかもしれない。
ノイズがでないと取り換えないズボラな性格なのでねえ。それより一番は音楽が楽しく聞けるまでは使うことにしている。
このプリアンプとバグルボーイはベストマッチングだろうね。買ったときはソブテックが入っていたが割と洗練された細身の音だった。その後RCAやシルバニアとかも使ったがバグルボーイが一番しっくりきた。
今回取り換えたときは音が変わったか?と思えた。同じバグル~でも個体差は当然あるし付け替えたときはかなりノイズが出たので、ジャンクを買わされたかな?とも思ったが、ピンをクリーニングして入れなおしてみるとノイズはおさまった。しかし音は前のものと微妙に違う。心理的なものかもしれないが、中高域が切れがあるがやや荒っぽい、中低域は迫力あるがこれもやや荒い。全体的にロック向きのメリハリサウンドでやや誇りっぽい音。
しかしその後2日ばかり鳴らしていくと気にならなくなった。
エージングのせいか、自分の耳がなれたか~
まあ1度はテレフンケンやマラードなども使ってみたいが中古市場でも高嶺の花だし、好みに合わない場合もあるし、機会があればってことで。
ヤマキR1000 と ダダリオEJ11
2012年8月31日 趣味暫く使っていたマーチンD41から最近YAMAKI R1000に替えた。
弦もR.CoccoのライトGからダダリオEJ11に。
R.CoccoはマーチンD41でもYAMAKI R1000でもやや固めだが、品位の
良い音を出してくれて結構長持ちしたので、重宝していた。
今回は気紛れでEJ11に交換してみたが、これが見事にはまった。
高低のバランスもいいし何と言っても中高域~高域の瑞々しさと言ったら
超快感!D41とキャラは違うが、これ1台あればいいと思える。
ずっと弾いていたくなる音質。
この弦、値段も安いしこれからずっとこれになりそう。
もともとYAMAKI R1000は重量もあるし、ハカランダ単板の高域と相まって
中低域の深さと中高域の切れの良さで好みだったがもう少し高域の品位とい
うかきめ細かさみたいなものが欲しかった。てっとり早くブリッジピンを
タスクに変え弦をいろいろ試してみたが、これより値段の高いフォスファーブロンズ
はしっくりこなかった。中高域がソフトにマスキングされる印象。
太さで言えばコンパウンドは弾きやすいが音量が出にくく低域は当然スリムになる。
ライトゲージが弾きやすさと量感のバランスが良い。
ソロギターの練習してると、ストロークよりもよりしっとりと瑞々しく鳴って
いるのがわかる。
自分のテクはなくとも、音だけで楽しめるような感じ。
しばらくはこれしかない。
弦もR.CoccoのライトGからダダリオEJ11に。
R.CoccoはマーチンD41でもYAMAKI R1000でもやや固めだが、品位の
良い音を出してくれて結構長持ちしたので、重宝していた。
今回は気紛れでEJ11に交換してみたが、これが見事にはまった。
高低のバランスもいいし何と言っても中高域~高域の瑞々しさと言ったら
超快感!D41とキャラは違うが、これ1台あればいいと思える。
ずっと弾いていたくなる音質。
この弦、値段も安いしこれからずっとこれになりそう。
もともとYAMAKI R1000は重量もあるし、ハカランダ単板の高域と相まって
中低域の深さと中高域の切れの良さで好みだったがもう少し高域の品位とい
うかきめ細かさみたいなものが欲しかった。てっとり早くブリッジピンを
タスクに変え弦をいろいろ試してみたが、これより値段の高いフォスファーブロンズ
はしっくりこなかった。中高域がソフトにマスキングされる印象。
太さで言えばコンパウンドは弾きやすいが音量が出にくく低域は当然スリムになる。
ライトゲージが弾きやすさと量感のバランスが良い。
ソロギターの練習してると、ストロークよりもよりしっとりと瑞々しく鳴って
いるのがわかる。
自分のテクはなくとも、音だけで楽しめるような感じ。
しばらくはこれしかない。
AT150E/G リード線交換~前回の続き
2012年8月19日 趣味AT150E/Gのリード線を1800年代の極細線材に交換し、音質は各項目で質感向上したが33PTGまではいかなかった。
価格差もあるし、MCとMMの違いもあるので仕方ないかな~と思っていたが、33と150を聞き比べし、客観的性能差は超えられないまでも、150をもう少し好みに近づけられればと思い、再びチャレンジしてみた。
150は比べなければ、メリハリがあり、パンチの効いた爽快な音なんだけど33と比べた時不満点は~深みや温かみ、量感、重厚感、生々しさやリアリティに差がでてしまった、というところ。
WEの4本を外し、手持ちの線材から低域の出るもの、中高域の大人しいもの深みのあるものを10数本選んでみた。その中からハドソンWIREの極細リッツ線とAmericanSteelWire極細絹巻エナメル単線を使うことにした。ハドソンは中低域に力があり、中高域の抜けが今一つでこもった感じもあるが、ウオームな雰囲気は深みも感じる。ASWはそれより抜けが良くて、決してピーキーにならず品が良くアコースティックな雰囲気を感じさせ、お気に入りの線材だ。
ASWを信号線にハドソンをグランドにつないだ。こういったMIX手法はプラスアルファ以上の意外性を期待させ、細かい作業だが報われた時は実に爽快な気分になる。
4本の線をショートしないよう、注意深くより分けて、いよいよつないで音だし。
結果は~~びっくりするくらい心地よい響きになった。けっして解像度とかレンジ感とかハイファイ感を強調するものじゃないんだけど、150EGの帯域バランスそのままに、品の良さや抜けの良さ低域の量感が加わり何回も聞きたくなる音に変貌してくれた。ハドソンで補正に成功しASWが上品で華やかな雰囲気を加えた感じだ。33PTGとはまた違う魅力をもったようだ。
価格差もあるし、MCとMMの違いもあるので仕方ないかな~と思っていたが、33と150を聞き比べし、客観的性能差は超えられないまでも、150をもう少し好みに近づけられればと思い、再びチャレンジしてみた。
150は比べなければ、メリハリがあり、パンチの効いた爽快な音なんだけど33と比べた時不満点は~深みや温かみ、量感、重厚感、生々しさやリアリティに差がでてしまった、というところ。
WEの4本を外し、手持ちの線材から低域の出るもの、中高域の大人しいもの深みのあるものを10数本選んでみた。その中からハドソンWIREの極細リッツ線とAmericanSteelWire極細絹巻エナメル単線を使うことにした。ハドソンは中低域に力があり、中高域の抜けが今一つでこもった感じもあるが、ウオームな雰囲気は深みも感じる。ASWはそれより抜けが良くて、決してピーキーにならず品が良くアコースティックな雰囲気を感じさせ、お気に入りの線材だ。
ASWを信号線にハドソンをグランドにつないだ。こういったMIX手法はプラスアルファ以上の意外性を期待させ、細かい作業だが報われた時は実に爽快な気分になる。
4本の線をショートしないよう、注意深くより分けて、いよいよつないで音だし。
結果は~~びっくりするくらい心地よい響きになった。けっして解像度とかレンジ感とかハイファイ感を強調するものじゃないんだけど、150EGの帯域バランスそのままに、品の良さや抜けの良さ低域の量感が加わり何回も聞きたくなる音に変貌してくれた。ハドソンで補正に成功しASWが上品で華やかな雰囲気を加えた感じだ。33PTGとはまた違う魅力をもったようだ。
カートリッジのリード線の自作
2012年8月16日 趣味久しぶりにレコードが聞きたくなり、アンプに接続してみた。
やはりCDとは一味違う音。抜けがよいし重くない。
最近はVINTAGE線も極細のものを集めてたので
早速、リード線を1800年代後半のWEの極細線
(緑絹の37AWGくらいの太さののもの)に交換してみた。
といっても自作するしかないのだが、チップはオヤイデ電気で
OFCのものを購入。半田はナッソの50年代もの。ハイファイな音がする。
この自作で一番苦労するのが、シェルとカートリッジ本体に取り付ける
際にピンになかなか入らないことだ。あらかじめ穴を大きく広げておく
といいのかも。面倒なので力づくでやるとチップを折ってしまう。
意外と根気のいる作業かも知れない。
何とか4本をつなぐことができた。ちなみにカートリッジはテクニカのAT150
MM型で昔のベストセラー。常用はAT33PTGとMLOCC
早速聞いてみると、全く別物!びっくりした。
中~高域にかけての情報量が圧倒的に増え、きめ細かく高級機の
雰囲気。VO帯域もしっとり生々しく、低域は力があり甘くならない。
35~38AWGという髪の毛くらいの太さなのにこの真っ当なバランス!
超微粒子の散乱する生に近い世界。現状ではAT33PTGよりも良い?
実際33系を聞いてみた。AT33PTGはAT150より落ち着いた帯域バランス
で、中低域がより深く中高域にスパイシーなアクセントがある。
33MLOCCはPTGより中高域のアクセントを大人しくフラットにした
感じでどちらも、150より格が上。150はリード線交換でクオリティ
アップしたが、帯域バランスは変わらず、すっきりしているが厚みや深み
はあまり感じられない。
次はAT33のリード線を交換してみたい。
やはりCDとは一味違う音。抜けがよいし重くない。
最近はVINTAGE線も極細のものを集めてたので
早速、リード線を1800年代後半のWEの極細線
(緑絹の37AWGくらいの太さののもの)に交換してみた。
といっても自作するしかないのだが、チップはオヤイデ電気で
OFCのものを購入。半田はナッソの50年代もの。ハイファイな音がする。
この自作で一番苦労するのが、シェルとカートリッジ本体に取り付ける
際にピンになかなか入らないことだ。あらかじめ穴を大きく広げておく
といいのかも。面倒なので力づくでやるとチップを折ってしまう。
意外と根気のいる作業かも知れない。
何とか4本をつなぐことができた。ちなみにカートリッジはテクニカのAT150
MM型で昔のベストセラー。常用はAT33PTGとMLOCC
早速聞いてみると、全く別物!びっくりした。
中~高域にかけての情報量が圧倒的に増え、きめ細かく高級機の
雰囲気。VO帯域もしっとり生々しく、低域は力があり甘くならない。
35~38AWGという髪の毛くらいの太さなのにこの真っ当なバランス!
超微粒子の散乱する生に近い世界。現状ではAT33PTGよりも良い?
実際33系を聞いてみた。AT33PTGはAT150より落ち着いた帯域バランス
で、中低域がより深く中高域にスパイシーなアクセントがある。
33MLOCCはPTGより中高域のアクセントを大人しくフラットにした
感じでどちらも、150より格が上。150はリード線交換でクオリティ
アップしたが、帯域バランスは変わらず、すっきりしているが厚みや深み
はあまり感じられない。
次はAT33のリード線を交換してみたい。
バルトークにベートーヴェン ~最近買ったCD
2012年6月13日 趣味最近買ったCD バルトークの管弦楽のための協奏曲~ショルティとライナーの2枚の定番。ベート-ヴェン第9と第6~ドホナーニ。録音はライナー以外は80年代デジタル。ライナー/シカゴ~は1955年、当然アナログ。ショルティとライナーはともにシカゴ交響楽団、ホールも同じ。指揮者、演奏者の違いと録音方式の違い。さてショルティ盤の方が圧倒的に音は良いはずであるが?
確かにショルティ盤は引き締まって、クールな音場が心地よい。やや硬質かも知れないが好きな音だ。暗くて緊張感の強いこの音楽にあっているように思う。
ライナー盤を聞いてみる。ゆったりと低弦が豊かに響く。オケの配置もかなり違うようで、両盤の印象は大分違って聞こえる。雰囲気は違って聞こえるが音質は80年代デッカのショルティ盤にクオリティで聞き劣りしないのは不思議。
同じCDという土俵で聞いてるがライナー盤はSACDハイブリッド。SACDでなくともDSDリマスターの威力だろうか?デジタル録音と言われたらそのまま信じてしまいそう。堂々とした低域を土台にしたピラミッドサウンドで、マッシブな中低域のライブ感が心地よい。SNのちょっとしたこととか低域の暗騒音が微かに感じられる程度で普通のVOLならほとんど気にならない。
最後にちょっとだけドホナーニのベートーヴェンを聞いてみた。さすがTELARC。ホールの音場感、臨場感を余すところなく聞かせる。80年代中期のテラーク盤は他にもプレヴィンのチャイコフスキー5番、他持ってるが、どれも広くて深くてダイナミックな音場感を響かせている。ただしマルチマイクではないので各楽器の精緻な解像度とかを求めると違うかなと思うけど。まあライブ会場の一番いい席で聞く感じだろうか。
確かにショルティ盤は引き締まって、クールな音場が心地よい。やや硬質かも知れないが好きな音だ。暗くて緊張感の強いこの音楽にあっているように思う。
ライナー盤を聞いてみる。ゆったりと低弦が豊かに響く。オケの配置もかなり違うようで、両盤の印象は大分違って聞こえる。雰囲気は違って聞こえるが音質は80年代デッカのショルティ盤にクオリティで聞き劣りしないのは不思議。
同じCDという土俵で聞いてるがライナー盤はSACDハイブリッド。SACDでなくともDSDリマスターの威力だろうか?デジタル録音と言われたらそのまま信じてしまいそう。堂々とした低域を土台にしたピラミッドサウンドで、マッシブな中低域のライブ感が心地よい。SNのちょっとしたこととか低域の暗騒音が微かに感じられる程度で普通のVOLならほとんど気にならない。
最後にちょっとだけドホナーニのベートーヴェンを聞いてみた。さすがTELARC。ホールの音場感、臨場感を余すところなく聞かせる。80年代中期のテラーク盤は他にもプレヴィンのチャイコフスキー5番、他持ってるが、どれも広くて深くてダイナミックな音場感を響かせている。ただしマルチマイクではないので各楽器の精緻な解像度とかを求めると違うかなと思うけど。まあライブ会場の一番いい席で聞く感じだろうか。
Eau Rouge オールージュ 電源タップ CP-PB
2012年6月3日 趣味先日、上記のACTAPを中古購入。カーボンとアクリルを組み合わせたBOXに太目のスズ(銀?)メッキされた内部配線材で構成されている。カーボンとアクリルはアクリル?製のネジで止めてある。6個のネジのうち3個がちぎれてしまっていた。しかし残りの3個でも機能は果たせる。それで半値以下で購入可能になったとここは諦める。
あまり期待しないで、つないでみる。メインシステムのパワーアンプ(4台分)のTAPとしてつないでみた。
正直、音の変化にびっくりした。いいのか悪いのか?良くなったと思う。
全体的には低域から中低域の量感が減って軽くなったように感じるが、よく聞いてみると、音に力があり密度感があり引き締まる。音像が締まって膨らまない。
中高域はすごく綺麗な表現。純度が高い。
中低域の堂々としたピラミッドサウンドとは言えないが、大編成のオケでも風のような抜けの良い中低域がフレッシュに響く。
しばらくこのまま、鳴らしておくことにした。
あまり期待しないで、つないでみる。メインシステムのパワーアンプ(4台分)のTAPとしてつないでみた。
正直、音の変化にびっくりした。いいのか悪いのか?良くなったと思う。
全体的には低域から中低域の量感が減って軽くなったように感じるが、よく聞いてみると、音に力があり密度感があり引き締まる。音像が締まって膨らまない。
中高域はすごく綺麗な表現。純度が高い。
中低域の堂々としたピラミッドサウンドとは言えないが、大編成のオケでも風のような抜けの良い中低域がフレッシュに響く。
しばらくこのまま、鳴らしておくことにした。
ESOTERIC X-1S ピックアップ交換
2012年4月14日 趣味ここ数年メインで使い慣れたCDプレーヤーを修理に出すことにした。たまに音飛びがするからだ。音は充分気に入ってるので、古い機種だが修理可能なら修理して使おうと思っていた。それでメーカーに見積もりをとってみると、55000円くらいになるという。ちょっと~~~考えてしまうぞ!
それで新しいプレーヤー購入も視野に情報収集。エソテ~ならX-05の評判がいい。X-1sのいいところは、音が自然、重すぎない、音場が広く深い、等々。
05は最近の機種らしくさらに解像度を増しているらしい。値段は50万クラス。SACDも使える。重量17kg、いい感じ。中古を探すか?
結局、現在使ってるX-1sはとてもきれいで、悪評のサイドパネルのべとつきもなく、湾曲したデザインもX-05より好みだったので修理して使うことにした。
2週間くらいの予定。その間サブで使ってるソニーのCDP-X5000を代替えにセットした。いずれもトランスポートとしての使用だから、不満は出ないかも。X5000はクロックを1PPMのものに交換してある。さらにインフラノイズのABS7777を加える。スタピライザーを専用のものから、セイデンのチタン?製のものにかえる。インシュレーターを北欧製のダンピングの効いたものに変える。
聞いてみると音は余裕感、音場のスケール感共に聞きおとりするが、変な癖もなくすっきりした、日本製らしい音かな?チャンデヴァの中低域の目盛を1目盛右に回し高域を0.5目盛左にまわすと、バランスは整う。空間の見通しや抜けの良い音。(これは北欧製のダンピングの大きいインシュレーターが効いている。)これで2週間我慢する。
今年の桜は雨が多く、なかなか見に行けなかった。明日だと散った後か?
それで新しいプレーヤー購入も視野に情報収集。エソテ~ならX-05の評判がいい。X-1sのいいところは、音が自然、重すぎない、音場が広く深い、等々。
05は最近の機種らしくさらに解像度を増しているらしい。値段は50万クラス。SACDも使える。重量17kg、いい感じ。中古を探すか?
結局、現在使ってるX-1sはとてもきれいで、悪評のサイドパネルのべとつきもなく、湾曲したデザインもX-05より好みだったので修理して使うことにした。
2週間くらいの予定。その間サブで使ってるソニーのCDP-X5000を代替えにセットした。いずれもトランスポートとしての使用だから、不満は出ないかも。X5000はクロックを1PPMのものに交換してある。さらにインフラノイズのABS7777を加える。スタピライザーを専用のものから、セイデンのチタン?製のものにかえる。インシュレーターを北欧製のダンピングの効いたものに変える。
聞いてみると音は余裕感、音場のスケール感共に聞きおとりするが、変な癖もなくすっきりした、日本製らしい音かな?チャンデヴァの中低域の目盛を1目盛右に回し高域を0.5目盛左にまわすと、バランスは整う。空間の見通しや抜けの良い音。(これは北欧製のダンピングの大きいインシュレーターが効いている。)これで2週間我慢する。
今年の桜は雨が多く、なかなか見に行けなかった。明日だと散った後か?
korg MR-2000S 使ってみる
2012年2月5日 趣味久しぶりにレコーダーを買ってみた。DSDで録音できるMR-2000s。
2chなのでマスタリングやアーカイブ、クラシック等のステレオライブ
録音等がターゲットか?メディアはHDD。160Gが内臓されている。
早速、試してみた。
手持ちのCDからs/pDIF経由でPCM録音。そしてアナログ出しでDSD録音。
PCMのほうは、16bit~24bit 44.1~176.4khzでDSDは1bit5.6MHz
ソースはJPOP(カジヒデキ)ボーカル(リンダロンシュタット)室内楽
(vnボベスコ)オーケストラ(チャイコフスキー交響曲第5番3楽章テラーク盤)
ジャンルを変えて同曲をそれぞれの規格で録音。DSDはチャイコフスキーのみ
PCMと比較。
さて結構時間がかかったが、印象としては44.1K/16bitのバランスの良さ。
これは完成されてるな~という感じ。特にPOP系の音楽では、この規格で
十分なのではと感じた。中低域の抜けの良さと高域の切れのバランスが絶妙
で規格上はこの中では最下位だが、音楽は十分に楽しめる。それを上位規格
で録ってみると中低域が安定、高域が伸びて、フラットに近くなる。つまり
中高域のアクセントが無くなり、低域がよりファットになるため、重苦しい
印象。抜けも悪くなる。
クラシックでは低域がより深く伸びて、エッジも甘さがとれて力感と量感が増す。
中高域のシコリがとれでスムーズに上まで伸び全域でスケールが大きくなり
リアリティが増すので、176khzは効果的と感じた。
さてDSDだが、こちらは何の飾り気もないスムーズでピュアな印象。音楽的
には物足りなくもあるのだが、本当はこっちが正解なのか?と思わせる。
ただ176khzで聞ける深く躍動的な低域弦楽器群は聞いていて気持ち良いし
迫力がある。
PCMの上位企画やDSDが思ったほど好印象じゃなかったのは意外だが、考えて
みれば当然かもしれない。1983年ころ登場した44.1khzの規格はすでに30年間
を経過して、それをターゲットに録音、編集、マスタリングの技術が発達して
きたのだから、規格を上位にしたところで簡単には超えられないのは当然だろう。
これは完成度の話であり、情報量や他のスペックは圧倒的に上回る上位規格で
録音、編集、マスタリングされたものが出回ればCDは過去のものなるだろう。
しかし現状は、この機材で録音されたものは、本機または一部DVDディスクに
書き込んで再生するしか、再生の方法がないことが、この機種の可能性が制限を
受けてる感は否めない。
あと感じたのは、LPレコードやCDコレクションのアーカイブとして利用するとき
リモコンがないのが使いにくさを感じさせる。残念なところだ。
付属のAUDIO GATEはコンバーターとしてまだ使ってないが、とても優秀ということだ。
2月6日 追記
メーカーに問い合わせた所、CDをデジタルで録音する場合は44.1でも176.4でも
音は変わらないと言われた。現実には変わってるんだが?ただ書き忘れた大事な
事はインフラノイズのABS7777が直列に入ってるということ。
あと、44.1でいれると普通は88.2や176.4では録音できないはずだが、SRCが内臓されてるのかな?まあこんがらがってしまうが、現実に44.1と176.4では再生音に
大きな違いがでたのは間違いない。
2chなのでマスタリングやアーカイブ、クラシック等のステレオライブ
録音等がターゲットか?メディアはHDD。160Gが内臓されている。
早速、試してみた。
手持ちのCDからs/pDIF経由でPCM録音。そしてアナログ出しでDSD録音。
PCMのほうは、16bit~24bit 44.1~176.4khzでDSDは1bit5.6MHz
ソースはJPOP(カジヒデキ)ボーカル(リンダロンシュタット)室内楽
(vnボベスコ)オーケストラ(チャイコフスキー交響曲第5番3楽章テラーク盤)
ジャンルを変えて同曲をそれぞれの規格で録音。DSDはチャイコフスキーのみ
PCMと比較。
さて結構時間がかかったが、印象としては44.1K/16bitのバランスの良さ。
これは完成されてるな~という感じ。特にPOP系の音楽では、この規格で
十分なのではと感じた。中低域の抜けの良さと高域の切れのバランスが絶妙
で規格上はこの中では最下位だが、音楽は十分に楽しめる。それを上位規格
で録ってみると中低域が安定、高域が伸びて、フラットに近くなる。つまり
中高域のアクセントが無くなり、低域がよりファットになるため、重苦しい
印象。抜けも悪くなる。
クラシックでは低域がより深く伸びて、エッジも甘さがとれて力感と量感が増す。
中高域のシコリがとれでスムーズに上まで伸び全域でスケールが大きくなり
リアリティが増すので、176khzは効果的と感じた。
さてDSDだが、こちらは何の飾り気もないスムーズでピュアな印象。音楽的
には物足りなくもあるのだが、本当はこっちが正解なのか?と思わせる。
ただ176khzで聞ける深く躍動的な低域弦楽器群は聞いていて気持ち良いし
迫力がある。
PCMの上位企画やDSDが思ったほど好印象じゃなかったのは意外だが、考えて
みれば当然かもしれない。1983年ころ登場した44.1khzの規格はすでに30年間
を経過して、それをターゲットに録音、編集、マスタリングの技術が発達して
きたのだから、規格を上位にしたところで簡単には超えられないのは当然だろう。
これは完成度の話であり、情報量や他のスペックは圧倒的に上回る上位規格で
録音、編集、マスタリングされたものが出回ればCDは過去のものなるだろう。
しかし現状は、この機材で録音されたものは、本機または一部DVDディスクに
書き込んで再生するしか、再生の方法がないことが、この機種の可能性が制限を
受けてる感は否めない。
あと感じたのは、LPレコードやCDコレクションのアーカイブとして利用するとき
リモコンがないのが使いにくさを感じさせる。残念なところだ。
付属のAUDIO GATEはコンバーターとしてまだ使ってないが、とても優秀ということだ。
2月6日 追記
メーカーに問い合わせた所、CDをデジタルで録音する場合は44.1でも176.4でも
音は変わらないと言われた。現実には変わってるんだが?ただ書き忘れた大事な
事はインフラノイズのABS7777が直列に入ってるということ。
あと、44.1でいれると普通は88.2や176.4では録音できないはずだが、SRCが内臓されてるのかな?まあこんがらがってしまうが、現実に44.1と176.4では再生音に
大きな違いがでたのは間違いない。
電源ケーブルの延長ケーブルの自作
2011年8月25日 趣味久しぶりにゆっくりできた一日。まだまだ残暑は続く。
電源ケーブルは古い機種では直出しで交換できない。
そこで、例えば音が軽すぎたりする時に、中継ケーブルを使って
調整するのはいいアイディアだと思う。古い機種の長くて細い平行線
を思い切って根元で切って、プラグを取り付け、自作のオスメスケーブル
で中継すれば、自作ケーブルのキャラクターを乗せることができる。
本体をばらして、インレットを着けたりしないですむわけだ。
今回は、あえて細くて軽く扱いやすいケーブルを自作したい。
太い単線を使ったものは低域の音圧感は容易に得られるものの
扱いが難しく、ネジがゆるんで、接合部が外れることも多い。
またVINTAGEの良さは低域だけではない。
VINTAGE線の中には、細くても低域の音圧が十分得られるものが
多い。そこで、信号線で脱落したものの中から、適当に選んでみた。
ほとんどは50年代のBeldenで味付けに30年代の細い単線とWEの
22AWGのブラックエナメル単線を追加してみた。
プラグは2セット分で400円くらい。線材の選択が音質向上に繋がるかの
分岐点かな?作業は、細い味付け用の単線を拠り線に接着するのが、
時間がかかり30分くらいかかった。
これからセッティングして聞き比べてみよう。
電源ケーブルは古い機種では直出しで交換できない。
そこで、例えば音が軽すぎたりする時に、中継ケーブルを使って
調整するのはいいアイディアだと思う。古い機種の長くて細い平行線
を思い切って根元で切って、プラグを取り付け、自作のオスメスケーブル
で中継すれば、自作ケーブルのキャラクターを乗せることができる。
本体をばらして、インレットを着けたりしないですむわけだ。
今回は、あえて細くて軽く扱いやすいケーブルを自作したい。
太い単線を使ったものは低域の音圧感は容易に得られるものの
扱いが難しく、ネジがゆるんで、接合部が外れることも多い。
またVINTAGEの良さは低域だけではない。
VINTAGE線の中には、細くても低域の音圧が十分得られるものが
多い。そこで、信号線で脱落したものの中から、適当に選んでみた。
ほとんどは50年代のBeldenで味付けに30年代の細い単線とWEの
22AWGのブラックエナメル単線を追加してみた。
プラグは2セット分で400円くらい。線材の選択が音質向上に繋がるかの
分岐点かな?作業は、細い味付け用の単線を拠り線に接着するのが、
時間がかかり30分くらいかかった。
これからセッティングして聞き比べてみよう。
携帯型プレーヤー用のケーブルの自作
2011年8月11日 趣味
最近スタジオでもステレオミニ~Phone×2のケーブルのレンタル回数が
増えている。自宅で自分で使用する場合はPhoneがRCAプラグになるの
だが、そこで以前からステレオミニ~RCA×2の自作ケーブルは使っている。
今回は多少長いものを使いたいので、また1.5mものを自作することにした。
材料は線材は全てVINTAGEものを使う。ただしVINTAGEのシールド線は
極端に数が少ない。しかも用途からいって、WEの良く見かける22~16
AWGのシールド線は太すぎて煩わしい。はっきりいって使える線材が
みつからない。そこで趣味の部屋?を探してみた。
使えそうなのがひとつだけあった。HITEMP1959製造の銀メッキ
1芯シールド線で芯線は26AWG縒り線になっている。購入したときの
試聴感想はナチュラルで繊細、使用半田は50年代のマルチコア、
音がよく半田のつき具合も抜群。
プラグはノイトリックを始めて使った。作業は短時間で終了。音も購入時の
感想通りの繊細でありながら自然な感じ。現在の銀メッキ線はハイ上がり
になりがちだが、そのあたりがVINTAGEのメリットだろうか。
増えている。自宅で自分で使用する場合はPhoneがRCAプラグになるの
だが、そこで以前からステレオミニ~RCA×2の自作ケーブルは使っている。
今回は多少長いものを使いたいので、また1.5mものを自作することにした。
材料は線材は全てVINTAGEものを使う。ただしVINTAGEのシールド線は
極端に数が少ない。しかも用途からいって、WEの良く見かける22~16
AWGのシールド線は太すぎて煩わしい。はっきりいって使える線材が
みつからない。そこで趣味の部屋?を探してみた。
使えそうなのがひとつだけあった。HITEMP1959製造の銀メッキ
1芯シールド線で芯線は26AWG縒り線になっている。購入したときの
試聴感想はナチュラルで繊細、使用半田は50年代のマルチコア、
音がよく半田のつき具合も抜群。
プラグはノイトリックを始めて使った。作業は短時間で終了。音も購入時の
感想通りの繊細でありながら自然な感じ。現在の銀メッキ線はハイ上がり
になりがちだが、そのあたりがVINTAGEのメリットだろうか。
好みの音に近づける道具
2011年3月5日 趣味音楽を聴くときに、オーディオという道具を使うわけだが
その音楽ではこう鳴ってほしいという音がある。
勿論あくまで私的範疇での話で、他人には違和感があることも
あるかもしれない。
でも深い部分で自分好みの音に近づける作業は楽しいものだ。
私的と客観的の乖離が大きいと、ただの自己満足か病気か~になる。
自己満足はいいように見えて結局、長続きしないように思える。
経験的にだ。それで客観性と私的好みのバランスが絶妙!というのが
目指すポイントだ。
それにはある程度の自己否定が必要。自分の感性を否定するのは
つらい部分があるかもしれないが、謙虚に考えれば、それによって
成長もできるというものだし、新たな発見がある。
私的にはファットな音も、透明感のある音も、すっきりした音も
くどい音もみんな好きであり、逆に嫌になることもある。
要するに全てのファクターの絶妙のバランスの上に成り立つ
客観的説得力を兼ね備えた好みの音を目指してみたい。
昔は「血の通ったHIFI~」とか言ってた時もあったが。
当時はHIFIというと長く聞いてると、あっさりしすぎて冷たさを
感じることが多かった。生の温度感が欲しかった。
それでも過度になると、抜けが悪く感じ、気持ち悪くなることも。
結局、そういう微妙な味付けは、機材ではなく、その一部の線材
でコントロールするのが、手軽で効果的と感じた。
その他のパーツでもよいが、電子回路の知識が必要になりハードル
が高くなる。不思議なのはそういったエンジニアに限って、ケーブル
やインシュレーターの効果を否定することだ。「~では音は変わらない」
とかいうやつである。昔「CDは0と1の集合体のデジタルだから
プレーヤーによって音は絶対変わらない」とか、言ってたのもエンジニア
さんたちだった。変わらないのはCDの中身(音楽)そのものだろう。
さて最近、ケーブルセレクターを作ってみた。
2IN6OUTのロータリースイッチを箱に入れたものだ。8種類のVINTAGEケーブル
を試せる。それで半田も変える。30AWG以上の細い線を並列に入れる。
等追い込んでいって、ピンポイントで合わせていく。
それでひとつ完成したら、他の出力では正反対のキャラクターで攻める。
等等やっていくと、時間はいくらても足りないくらい。
現在、2INと1OUTが気に入ったものが完成。徐々に増やしていきたい。
その音楽ではこう鳴ってほしいという音がある。
勿論あくまで私的範疇での話で、他人には違和感があることも
あるかもしれない。
でも深い部分で自分好みの音に近づける作業は楽しいものだ。
私的と客観的の乖離が大きいと、ただの自己満足か病気か~になる。
自己満足はいいように見えて結局、長続きしないように思える。
経験的にだ。それで客観性と私的好みのバランスが絶妙!というのが
目指すポイントだ。
それにはある程度の自己否定が必要。自分の感性を否定するのは
つらい部分があるかもしれないが、謙虚に考えれば、それによって
成長もできるというものだし、新たな発見がある。
私的にはファットな音も、透明感のある音も、すっきりした音も
くどい音もみんな好きであり、逆に嫌になることもある。
要するに全てのファクターの絶妙のバランスの上に成り立つ
客観的説得力を兼ね備えた好みの音を目指してみたい。
昔は「血の通ったHIFI~」とか言ってた時もあったが。
当時はHIFIというと長く聞いてると、あっさりしすぎて冷たさを
感じることが多かった。生の温度感が欲しかった。
それでも過度になると、抜けが悪く感じ、気持ち悪くなることも。
結局、そういう微妙な味付けは、機材ではなく、その一部の線材
でコントロールするのが、手軽で効果的と感じた。
その他のパーツでもよいが、電子回路の知識が必要になりハードル
が高くなる。不思議なのはそういったエンジニアに限って、ケーブル
やインシュレーターの効果を否定することだ。「~では音は変わらない」
とかいうやつである。昔「CDは0と1の集合体のデジタルだから
プレーヤーによって音は絶対変わらない」とか、言ってたのもエンジニア
さんたちだった。変わらないのはCDの中身(音楽)そのものだろう。
さて最近、ケーブルセレクターを作ってみた。
2IN6OUTのロータリースイッチを箱に入れたものだ。8種類のVINTAGEケーブル
を試せる。それで半田も変える。30AWG以上の細い線を並列に入れる。
等追い込んでいって、ピンポイントで合わせていく。
それでひとつ完成したら、他の出力では正反対のキャラクターで攻める。
等等やっていくと、時間はいくらても足りないくらい。
現在、2INと1OUTが気に入ったものが完成。徐々に増やしていきたい。
最近の音楽の試聴環境 DAC OPA627
2011年1月22日 趣味DAC(DAコンバーター)はデジタル環境の心臓部。
ここでの変化率は大きいように感じる。
ここ数年、数台のDACを購入、試してきたが現在は
サンバレーの真空管DACとSV-192Sと一時ネットで
有名だったFUJIWARA氏自作のバーブラウンのチップを
使った1794D、それに予備で、KENWOODのDPF7002
を大改造したものの3つに落ち着いている。仕事場
ではVICTORのちょっと古い大型のDACを使ってるが。
メインのF氏DACとDP7002はOPアンプをBBのOPA627
にすべて置き換えている。かなり金がかかったが。
(2機種で合計12個の入れ替え)
もともとついてたOPA134なんかに比べ、中低域がどんと
出てきて軽さが重厚さに変わる~そんな雰囲気だ。
ただまわりの環境(その他の機材)が整っていれば、134
も悪くない。好みの問題と言えなくもない。
サンバレーのは真空管DACということだが、単にOPアンプ
が真空管に変わったということ。書き方で誤解を生みそう。
いいのは、そこじゃなくて、USB入力がついて便利になった
こと、24BITとアップサンプリングが付いてる事。真空管12AU7
×2を変えることによって、音質の変化が楽しめること、
もっともOPアンプ交換と同義だから一緒か。
肝心の音質だが、結果的にこの2機種はよく似ている。あとで
気づいたが、サンバレーの方はDACチップにBBの1796が使われて
るので当然のことか。似ているといっても、キャラクターが似てる
ということで、当然違いもある。サンバレーの方は中低域がやや
広がり気味、柔らか気味で、音場が広く深い。クラシックに
向いた音質。1794Dはサンバレーに比べニュートラルで守備
範囲が広いが、やや個性に欠ける。
いずれもメインのシステムではインフラノイズのABS-7777と
CRV-555でクロック補正をしてるが、この効果は大きい。
不満もある。サンバレーのDACでUSB入力は便利なのだが、
これはサンバレーのこの機種のせいではないが、USBの規格が
16bit44.1khz限定なのだ。そろそろCDを卒業して、パソコン
やフラッシュメモリーの固体メモリーでの再生を目指したのだが、これでは
音質上CDを超えることはなかなか難しいんじゃないか?
CDが出て30年。上位規格でSACDも出て10年くらい経つのか?
SACDは風前の灯火だし、新しいメディアの音楽再生(高音質)が
待たれるのだが、なかなか出てこない欲求不満は続いてる。
ここでの変化率は大きいように感じる。
ここ数年、数台のDACを購入、試してきたが現在は
サンバレーの真空管DACとSV-192Sと一時ネットで
有名だったFUJIWARA氏自作のバーブラウンのチップを
使った1794D、それに予備で、KENWOODのDPF7002
を大改造したものの3つに落ち着いている。仕事場
ではVICTORのちょっと古い大型のDACを使ってるが。
メインのF氏DACとDP7002はOPアンプをBBのOPA627
にすべて置き換えている。かなり金がかかったが。
(2機種で合計12個の入れ替え)
もともとついてたOPA134なんかに比べ、中低域がどんと
出てきて軽さが重厚さに変わる~そんな雰囲気だ。
ただまわりの環境(その他の機材)が整っていれば、134
も悪くない。好みの問題と言えなくもない。
サンバレーのは真空管DACということだが、単にOPアンプ
が真空管に変わったということ。書き方で誤解を生みそう。
いいのは、そこじゃなくて、USB入力がついて便利になった
こと、24BITとアップサンプリングが付いてる事。真空管12AU7
×2を変えることによって、音質の変化が楽しめること、
もっともOPアンプ交換と同義だから一緒か。
肝心の音質だが、結果的にこの2機種はよく似ている。あとで
気づいたが、サンバレーの方はDACチップにBBの1796が使われて
るので当然のことか。似ているといっても、キャラクターが似てる
ということで、当然違いもある。サンバレーの方は中低域がやや
広がり気味、柔らか気味で、音場が広く深い。クラシックに
向いた音質。1794Dはサンバレーに比べニュートラルで守備
範囲が広いが、やや個性に欠ける。
いずれもメインのシステムではインフラノイズのABS-7777と
CRV-555でクロック補正をしてるが、この効果は大きい。
不満もある。サンバレーのDACでUSB入力は便利なのだが、
これはサンバレーのこの機種のせいではないが、USBの規格が
16bit44.1khz限定なのだ。そろそろCDを卒業して、パソコン
やフラッシュメモリーの固体メモリーでの再生を目指したのだが、これでは
音質上CDを超えることはなかなか難しいんじゃないか?
CDが出て30年。上位規格でSACDも出て10年くらい経つのか?
SACDは風前の灯火だし、新しいメディアの音楽再生(高音質)が
待たれるのだが、なかなか出てこない欲求不満は続いてる。
クオード11Lは良かった~
2010年11月19日 趣味クオードといえば、昔あこがれのESL63を思い出す。
20年以上も前、メインSPを物色していて、KEF105(2)とESL63
のどちらか迷ったが、結局予算と自分の聞く音楽の相性でKEFを選んだ。
御茶ノ水のオーディオユニオンだったかな。でもその時、ESL63で聞いたバロック
音楽の弦楽合奏の響きの生々しさは今でも忘れない。
そんなクオードが箱型の普通のSPを出したのは知っていた。
小型サイズだったので気にも留めなかったが。
サブのSPにコンチェルチーノを買ってから対極的なものが欲しくなっていた。
さて運よく安値で購入できた。購入したのはバーズアイズメイプル。
とても綺麗な仕上げだ。秋の夜長にじっくり聞いてみた。
低域は良くしまり力がある。中高域は綺麗に磨きぬかれた洗練さを
感じる。低中高とバランスが絶妙で過不足なく出ている。
いつも古いSPばかり聞いてるせいか、その音には現代的な進化を感じた。
温度感はやや涼しげな清涼感を感じさせるが、冷たくはない。
春ではなく秋の澄んだ空気感。
これを聞いた後にコンチェルティーノを聞くと、中低域のねっとりとした
甘さ、女性VOの妖艶さがやや品を欠く部分もあるかな。
でも対照的な音造りでお国柄もあるのだろう。
性能的にはクオードが上だろうが、どちらも魅力的なSPだ。
今度は是非、日本的な色彩のSPを聞いてみたい。
20年以上も前、メインSPを物色していて、KEF105(2)とESL63
のどちらか迷ったが、結局予算と自分の聞く音楽の相性でKEFを選んだ。
御茶ノ水のオーディオユニオンだったかな。でもその時、ESL63で聞いたバロック
音楽の弦楽合奏の響きの生々しさは今でも忘れない。
そんなクオードが箱型の普通のSPを出したのは知っていた。
小型サイズだったので気にも留めなかったが。
サブのSPにコンチェルチーノを買ってから対極的なものが欲しくなっていた。
さて運よく安値で購入できた。購入したのはバーズアイズメイプル。
とても綺麗な仕上げだ。秋の夜長にじっくり聞いてみた。
低域は良くしまり力がある。中高域は綺麗に磨きぬかれた洗練さを
感じる。低中高とバランスが絶妙で過不足なく出ている。
いつも古いSPばかり聞いてるせいか、その音には現代的な進化を感じた。
温度感はやや涼しげな清涼感を感じさせるが、冷たくはない。
春ではなく秋の澄んだ空気感。
これを聞いた後にコンチェルティーノを聞くと、中低域のねっとりとした
甘さ、女性VOの妖艶さがやや品を欠く部分もあるかな。
でも対照的な音造りでお国柄もあるのだろう。
性能的にはクオードが上だろうが、どちらも魅力的なSPだ。
今度は是非、日本的な色彩のSPを聞いてみたい。