寒い!頭が痛い!!音がすっきり?
2006年12月3日 日常どうも昨日から後頭部がやけに痛い。くも膜下出血の前兆だろうか?先日TVで頭痛の特集をやっていたが、それによると表面の痛みなので神経痛ということになるかな?しかしズキズキといたみ、仕事にも休みにもならない。早く治らないかな。
昨日は女子フィギアフリー、NHK杯を楽しく見せてもらった。日本人表彰台独占だから楽しくて当たり前だ。それも浅田真央が1位になったのがいい。この順位が少しでも狂うとファイナルに浅田が出れなくなってしまう。村主も浅田も出れるので一番の結果だろう。しかも浅田の得点は新採点方式になってから過去最高というから凄い!素人ファンから見ればミスが少ないのはわかるが、何故あんなに得点の差が出るのか難解だ。
先日、あるオーディオアクセサリーを1000円で購入した。制振材と考えていいだろう。コイン大のコルクや皮革材みたいなものだが、新素材を採用、大学の研究所レベルでの開発で、その効果は画期的だという。まあ騙されても1000円の損だからいいかなと思って購入したが、効果は劇的だった。直径が丁度よく、CDトランスポートとDACの円形スパイクにぴったりなので前方2個づつ挿入してみた。音質の変化量は大きい。ブーンと響いてた中低域はブンとおとなしくなった。それにより解像度が上がった感じ。その状態でいろいろCDを聞いていったが、どうもVOが引っ込む傾向が強い。全体に音が平板になった気もする。低域は解像度は上がったが、量感は減った。しかも中域の量感も減った感じがする。これは劇薬なのかも知れない。
そこで元に戻すと生き生きとした量感が戻った。がしかし、やはり中低域のブーミー感は気になる。そこで1個のみをDACの足に挟んだ。これで丁度よくなった。適度に引き締まり、VOも前に出て余韻も自然。こんな薄っぺらな制振材1枚でシステム全体の音がこんなに変るとは、科学の進歩は凄いな〜と感心した。
昨日は女子フィギアフリー、NHK杯を楽しく見せてもらった。日本人表彰台独占だから楽しくて当たり前だ。それも浅田真央が1位になったのがいい。この順位が少しでも狂うとファイナルに浅田が出れなくなってしまう。村主も浅田も出れるので一番の結果だろう。しかも浅田の得点は新採点方式になってから過去最高というから凄い!素人ファンから見ればミスが少ないのはわかるが、何故あんなに得点の差が出るのか難解だ。
先日、あるオーディオアクセサリーを1000円で購入した。制振材と考えていいだろう。コイン大のコルクや皮革材みたいなものだが、新素材を採用、大学の研究所レベルでの開発で、その効果は画期的だという。まあ騙されても1000円の損だからいいかなと思って購入したが、効果は劇的だった。直径が丁度よく、CDトランスポートとDACの円形スパイクにぴったりなので前方2個づつ挿入してみた。音質の変化量は大きい。ブーンと響いてた中低域はブンとおとなしくなった。それにより解像度が上がった感じ。その状態でいろいろCDを聞いていったが、どうもVOが引っ込む傾向が強い。全体に音が平板になった気もする。低域は解像度は上がったが、量感は減った。しかも中域の量感も減った感じがする。これは劇薬なのかも知れない。
そこで元に戻すと生き生きとした量感が戻った。がしかし、やはり中低域のブーミー感は気になる。そこで1個のみをDACの足に挟んだ。これで丁度よくなった。適度に引き締まり、VOも前に出て余韻も自然。こんな薄っぺらな制振材1枚でシステム全体の音がこんなに変るとは、科学の進歩は凄いな〜と感心した。
自作の楽しみ その1
2006年11月23日 趣味物を作る楽しさは格別なものがある。女性なら料理やケーキを焼いたり男性なら自作パソコンやクルマの改造や自作オーディオ等ファンは多い。音楽も自作の対象だ。私ははっきりいって不器用で電子工作等の知識もないし、計算も面倒臭いし、中古を買ったほうが安上がりという現実もあるが、自作にはいつも憧れる。誰かの組んだキットを作るのも自作だが自分で設計して組み立てるのが断然面白いだろう。まあ時間をとれる環境があるというのが、大前提だが。
ここ数年は自作ケーブルを作っていた。ヤフオクでビンテージワイアーが容易く入手できるようになったからだ。このビンテージワイアーは独特の味のある音がするものが多い。不思議と解像度も高くJAZZには向くものが多い。しかも線材同士の組み合わせやビンテージハンダとの組み合わせでいくらでもニュアンスを変える事が可能になる。もう100本以上はつくっただろうか。しかしここ半年くらいは作っていない。究極のワイアーを入手したからだ。これ以上のものはいらないと言えるもの。1930年代のベルデンのものだ。ビンテージワイアーについては何故音が良いのか〜謎が多いが、現代の線材にないある物質が含まれているというのが、真相らしい。
さてケーブル作りに終わりがくると、最近はDAコンバーターの改造に興味が行っている。頭のいい人がNOSDAC(ノンオーバーサンプリングDAC)の音の良さを考え付いて、あっという間に自作DACが増えてきた。私も2つもっているが、低域ののびや質感はメーカー製にはないものだ。さらに線材やヒューズを交換して音の違いを楽しんでいる。ただし、DAC基盤からオリジナルのものを設計したりは私の頭ではできないので、線材を含むパーツ交換がメインになるがそれでも音が激変するから面白い。自分の理想のイメージに近づける過程が楽しいのだ。
ここ数年は自作ケーブルを作っていた。ヤフオクでビンテージワイアーが容易く入手できるようになったからだ。このビンテージワイアーは独特の味のある音がするものが多い。不思議と解像度も高くJAZZには向くものが多い。しかも線材同士の組み合わせやビンテージハンダとの組み合わせでいくらでもニュアンスを変える事が可能になる。もう100本以上はつくっただろうか。しかしここ半年くらいは作っていない。究極のワイアーを入手したからだ。これ以上のものはいらないと言えるもの。1930年代のベルデンのものだ。ビンテージワイアーについては何故音が良いのか〜謎が多いが、現代の線材にないある物質が含まれているというのが、真相らしい。
さてケーブル作りに終わりがくると、最近はDAコンバーターの改造に興味が行っている。頭のいい人がNOSDAC(ノンオーバーサンプリングDAC)の音の良さを考え付いて、あっという間に自作DACが増えてきた。私も2つもっているが、低域ののびや質感はメーカー製にはないものだ。さらに線材やヒューズを交換して音の違いを楽しんでいる。ただし、DAC基盤からオリジナルのものを設計したりは私の頭ではできないので、線材を含むパーツ交換がメインになるがそれでも音が激変するから面白い。自分の理想のイメージに近づける過程が楽しいのだ。
クリントイーストウッド〜インタビュー
2006年11月18日クローズアップ現代でのインタビューはなかなか面白かった。昔のダーティハリーのイメージではなく、おだやかな紳士って感じで、たんたんとユーモアを交えながら答えていた。
晩年は映画監督として制作者にまわったわけだが、いかにもアメリカ人らしいクールで冷静な分析と、歳を重ねた奥行きの深さが感じられ今回の戦争映画についても、単なる感情論になることなく、かといって冷たくなく、絶妙のバランス感覚が素晴らしい。
インタビュアーの質問も的確で、民放の女子アナのようなくだらない質問はなく、聞きたいことを聞いてくれた感じで好感がもてた。
感じた事はやはり制作者は音楽だろうが、映画だろうが理性的な感覚と感性のバランスが大事ということだ。さらに部分部分でそれらを的確にコントロールして観客の心を掴む能力を身につけることが必要だと。知識と技術のある人はとかくマニアックになりやすい。しかしそれだけでは普遍的魅力をもったものは生まれない。作品を自己満足で終わらせない感性を身につける努力も必要だろうね。
晩年は映画監督として制作者にまわったわけだが、いかにもアメリカ人らしいクールで冷静な分析と、歳を重ねた奥行きの深さが感じられ今回の戦争映画についても、単なる感情論になることなく、かといって冷たくなく、絶妙のバランス感覚が素晴らしい。
インタビュアーの質問も的確で、民放の女子アナのようなくだらない質問はなく、聞きたいことを聞いてくれた感じで好感がもてた。
感じた事はやはり制作者は音楽だろうが、映画だろうが理性的な感覚と感性のバランスが大事ということだ。さらに部分部分でそれらを的確にコントロールして観客の心を掴む能力を身につけることが必要だと。知識と技術のある人はとかくマニアックになりやすい。しかしそれだけでは普遍的魅力をもったものは生まれない。作品を自己満足で終わらせない感性を身につける努力も必要だろうね。
松坂で西武は大儲け!
2006年11月16日60億といってもぴんと来ないが、西武球団の全選手の年報総額28億だから2年分以上、って凄いな。西武はあと2年、ただで全選手を働かせる事ができる金額を得たことになる。カブレラなんかも含めてだから凄い。
最近の西武は会長が逮捕されたり、球団売却の噂がでたりで、先は暗い話題しかなかったが、2年間は球団保有が保障されたということだろう。そうでなければファンが納得しないはずだ。こういった親会社の不振とは裏腹に、ライオンズは強さを維持し続けている。長い間、一度もBクラスに落ちたことはないし、常に優勝争いをしてるのは凄い。広島カープも球団経営はしたたかだが、成績をのこしている西武が日本一CPの高いチームといえるだろう。
それに比べソフトバンクはどうだろう?バティスタ2年契約を1年で解雇、総額15億円支払う。カラスコ2年5億円を1年で解雇、こちらは2試合しか出てない。1試合2.5億で2試合ともノックアウトされている。ここにきてやっと、アメリカ在住の専任スカウトを常駐させるシステムを作ったらしいが、IT球団の戦略としては、ギャンブルが過ぎたように感じる。西武球団の育成システムと球団経営のしたたかさを見習うべきだろう。
最近の西武は会長が逮捕されたり、球団売却の噂がでたりで、先は暗い話題しかなかったが、2年間は球団保有が保障されたということだろう。そうでなければファンが納得しないはずだ。こういった親会社の不振とは裏腹に、ライオンズは強さを維持し続けている。長い間、一度もBクラスに落ちたことはないし、常に優勝争いをしてるのは凄い。広島カープも球団経営はしたたかだが、成績をのこしている西武が日本一CPの高いチームといえるだろう。
それに比べソフトバンクはどうだろう?バティスタ2年契約を1年で解雇、総額15億円支払う。カラスコ2年5億円を1年で解雇、こちらは2試合しか出てない。1試合2.5億で2試合ともノックアウトされている。ここにきてやっと、アメリカ在住の専任スカウトを常駐させるシステムを作ったらしいが、IT球団の戦略としては、ギャンブルが過ぎたように感じる。西武球団の育成システムと球団経営のしたたかさを見習うべきだろう。
ビートルズ生演奏で逮捕!!他〜オーディオ〜日米野球
2006年11月9日スナックでビートルズを生演奏していた男が逮捕されるという気になるニュースがあった。著作権料を払わずに演奏していた模様。ライブハウスで演奏するコピーバンドの皆さんは十分に著作権法を理解し、違法にならないように注意して欲しい。ライブハウスやスナックの運営者も同じだろう。
9月に注文していた、インフラノイズのクロックジェネレータがやっと届いた。忘れた頃に届いたわけで、やはり欲しい時に来ないとしらける。忙しいので3日くらいダンボールにいれたままだった。休みになって家に持ち帰り早速つないでみた。トランスポートとDACの間にいれて、デジタルのクロックを精度の高いものに置き換えるものだが、単体のルビジウムや水晶を使わず、電波時計のクロックを利用するという驚きの離れ業をやっている。これはセシウムの精度に準じるそうだ。さて音は〜といえば、これが笑っちゃうくらい素晴らしい。眼前に生演奏が広がる感じ。低域の伸び、スケール共に生っぽい。マスタリングに使うのが楽しみだ。
日米野球で日本は全敗。昔は適当に選ばれて適当にやってるメジャーにオールスターメンバーの日本が精一杯やって一つか二つ勝つのがやっとだった。しかし春のWBCで運が良く世界一になったものだから、疲れてるこの時期にメジャーなんかとやりたくないと、辞退者続出で、才能あふれる若手実力者を集めたメジャーに、二流どころの国内組では勝負にならなかった。野村監督も日本の辞退選手には頭を抱えたろう。非常に気の毒だった。
9月に注文していた、インフラノイズのクロックジェネレータがやっと届いた。忘れた頃に届いたわけで、やはり欲しい時に来ないとしらける。忙しいので3日くらいダンボールにいれたままだった。休みになって家に持ち帰り早速つないでみた。トランスポートとDACの間にいれて、デジタルのクロックを精度の高いものに置き換えるものだが、単体のルビジウムや水晶を使わず、電波時計のクロックを利用するという驚きの離れ業をやっている。これはセシウムの精度に準じるそうだ。さて音は〜といえば、これが笑っちゃうくらい素晴らしい。眼前に生演奏が広がる感じ。低域の伸び、スケール共に生っぽい。マスタリングに使うのが楽しみだ。
日米野球で日本は全敗。昔は適当に選ばれて適当にやってるメジャーにオールスターメンバーの日本が精一杯やって一つか二つ勝つのがやっとだった。しかし春のWBCで運が良く世界一になったものだから、疲れてるこの時期にメジャーなんかとやりたくないと、辞退者続出で、才能あふれる若手実力者を集めたメジャーに、二流どころの国内組では勝負にならなかった。野村監督も日本の辞退選手には頭を抱えたろう。非常に気の毒だった。
女子フィギアのグランプリシリーズが開幕した。安藤美姫が見事、復活の1位、浅田真央はジャンプ失敗で3位。何か、世の中うまく平等に回ってる感じがする。最近、日本スポーツ界はあまり冴えないが、ことフィギアに関しては育成が順調で凄い成果だ。城田理事ら協会幹部のくら〜い裏事情とは裏腹に、ますます快調で頼もしい。
今回のアメリカ大会は日米の4人の大会みたいになってしまったが、アメリカの二人はかなりかわいい。日本の二人は好みが別れるか?音楽はクラシックから選曲することが多いみたいだが、日本の場合、いまひとつ選曲が冴えない気がする。ありふれた曲が多い。この辺もセンスの良さを見せて欲しいものだ。
今回TVで見てて良かったのは、スケート靴のエッジが氷を削る音がザクザクっと聞こえたこと。あらためて激しいスポーツなんだと実感した。TVでも臨場感充分。音楽の聞こえ方も、年々音が良くなってる。昔は駅のちゃちなホーンSPでなってる様な安っぽい音だったが、最近は違和感がない。
あと5戦、ファイナルに残るのは誰か?今度は浅田真央の華麗なる復活に期待したい。
今回のアメリカ大会は日米の4人の大会みたいになってしまったが、アメリカの二人はかなりかわいい。日本の二人は好みが別れるか?音楽はクラシックから選曲することが多いみたいだが、日本の場合、いまひとつ選曲が冴えない気がする。ありふれた曲が多い。この辺もセンスの良さを見せて欲しいものだ。
今回TVで見てて良かったのは、スケート靴のエッジが氷を削る音がザクザクっと聞こえたこと。あらためて激しいスポーツなんだと実感した。TVでも臨場感充分。音楽の聞こえ方も、年々音が良くなってる。昔は駅のちゃちなホーンSPでなってる様な安っぽい音だったが、最近は違和感がない。
あと5戦、ファイナルに残るのは誰か?今度は浅田真央の華麗なる復活に期待したい。
ビートルズ関連のプートレッグ
2006年10月23日 音楽最近、ひょんなことからビートルズとポールマッカートニー&WINGSのプートレッグを10枚程度買ってしまった。正規盤はアナログでほとんど持ってるしあまり意味はないのだが、まあ原点に帰るというか、洋楽に興味をもち始めたあの頃に帰って刺激を得ようと思ったのかも知れない。自分でいってて〜かもしれない、はないのだが。ふと聞きたくなったということ。
ビートルズのレア音源は昔から出ていて、高値がついている貴重盤も結構あるがコレクターズアイテムは特に興味はない。オークションで結構たくさん出てて、まあ曲目で決めていったのだが、こういうものは外れても仕方がないのは覚悟する必要がある。〜実際聴いてみると、やはり2〜3枚は聞くに堪えない音の酷いものがあったが、半分以上は綺麗に録れていて良かった。ライブ音源は避けてスタジオレアテイクを中心に買ってみたが、なかなか面白かった。
彼らは決して演奏の上手いバンドではなく、アイディアとセンスの良さ、抜群の作曲アレンジ能力、それに歌唱力といったもので後世に残る作品を作り上げていったのがよくわかる。レアテイクと本番テイクの出来の違いも凄いものがある。そして一曲に何十種類もの別テイクがあるのだ。初期は一発録りがメインで何回も何回もスタジオでテイクを重ねて納得のいくまでやる。中期〜後期はさらにアイディアを具現するエンジニアが加わって大胆なエフェクト処理を加えていく。例えばテンポの違う、バンドとオーケストラの演奏を一曲にまとめるなどという、当時としては、とてつもない事が行われている。テープ速度を一曲の中で変えて、雰囲気を変えるとか、とにかくアイディアは尽きない。
PROTOOLSみたいな便利なものがない時代、あくまでアイディアと一期一会のフレーズを重ねて出来上がった傑作はやはり今日のものとは違った血が通ったものがある。
ビートルズのレア音源は昔から出ていて、高値がついている貴重盤も結構あるがコレクターズアイテムは特に興味はない。オークションで結構たくさん出てて、まあ曲目で決めていったのだが、こういうものは外れても仕方がないのは覚悟する必要がある。〜実際聴いてみると、やはり2〜3枚は聞くに堪えない音の酷いものがあったが、半分以上は綺麗に録れていて良かった。ライブ音源は避けてスタジオレアテイクを中心に買ってみたが、なかなか面白かった。
彼らは決して演奏の上手いバンドではなく、アイディアとセンスの良さ、抜群の作曲アレンジ能力、それに歌唱力といったもので後世に残る作品を作り上げていったのがよくわかる。レアテイクと本番テイクの出来の違いも凄いものがある。そして一曲に何十種類もの別テイクがあるのだ。初期は一発録りがメインで何回も何回もスタジオでテイクを重ねて納得のいくまでやる。中期〜後期はさらにアイディアを具現するエンジニアが加わって大胆なエフェクト処理を加えていく。例えばテンポの違う、バンドとオーケストラの演奏を一曲にまとめるなどという、当時としては、とてつもない事が行われている。テープ速度を一曲の中で変えて、雰囲気を変えるとか、とにかくアイディアは尽きない。
PROTOOLSみたいな便利なものがない時代、あくまでアイディアと一期一会のフレーズを重ねて出来上がった傑作はやはり今日のものとは違った血が通ったものがある。
ひと恋しい秋〜音楽を奏でるスピーカーあれこれ
2006年10月20日 趣味MIXROOMで立会いのミックスをやった時に、時々「これ何と言うスピーカーなんですか?いい音しますね。」とか言われる事がある。普段使ってる者としては特にいい音とも思わないし、バランスを整えるためのニアフィールド・モニターなので、音質に期待してるわけでもないのだが。バンドの連中は、普段この程度の音も出ない劣悪な環境で音楽を聞いてるのだろうか?とふと思ってしまう。同時にここの音のレベル以下なら、出来上がったマスターを家で聞くと、がっかりするんだろうな、とも思って心配になる。
モニターSPはリスニング用のSPではないので、繊細で優雅な音は出ないし出る必要もない。大事な事はソースの欠点があからさまになること。だから実際ここで歪っぽい音でも、自分の部屋のSPで聞くと綺麗に聞こえる事が多々ある。解像度は高いほうだろうが、究極の解像度というわけでもない。楽器の質感の描き分けが可能なレベルだろう。究極の解像度は最先端の海外製、ハイエンドシステムでオーディオマニアのものだ。ここまでくると生に近いから、疲れるよりは心地よくなるはず。モニターSPは疲れるのが多い。
とは言っても人それぞれで好みは異なる。モニター的な音を好む人もいれば癒し系が好きな人もいる。最近は趣味としてのオーディオの衰退で、昔ほどSPの品揃えが多いわけではない。それにちゃんとした低音が再生できるものが少ないし、環境的にも厳しい。日常のなかで音楽を楽しむなら、海外製SPが良いかもしれない。国産とはひと味違った、ソースを心地よくディフォルメして、より音楽の確信に近づけてくれるかもしれない。SPの微妙な音の違いが多ジャンルの音楽ソースを再生するにあたって重大なことと認識するようになると、オーディオに足を踏み入れる事になる。
モニターSPはリスニング用のSPではないので、繊細で優雅な音は出ないし出る必要もない。大事な事はソースの欠点があからさまになること。だから実際ここで歪っぽい音でも、自分の部屋のSPで聞くと綺麗に聞こえる事が多々ある。解像度は高いほうだろうが、究極の解像度というわけでもない。楽器の質感の描き分けが可能なレベルだろう。究極の解像度は最先端の海外製、ハイエンドシステムでオーディオマニアのものだ。ここまでくると生に近いから、疲れるよりは心地よくなるはず。モニターSPは疲れるのが多い。
とは言っても人それぞれで好みは異なる。モニター的な音を好む人もいれば癒し系が好きな人もいる。最近は趣味としてのオーディオの衰退で、昔ほどSPの品揃えが多いわけではない。それにちゃんとした低音が再生できるものが少ないし、環境的にも厳しい。日常のなかで音楽を楽しむなら、海外製SPが良いかもしれない。国産とはひと味違った、ソースを心地よくディフォルメして、より音楽の確信に近づけてくれるかもしれない。SPの微妙な音の違いが多ジャンルの音楽ソースを再生するにあたって重大なことと認識するようになると、オーディオに足を踏み入れる事になる。
第九には傑作が多い。ベートーヴェン、ドヴォルザーク、シューベルト、ブルックナー、マーラー〜。それぞれ金字塔だろう。そこで今の季節、私が聞きたくなるのはドヴォルザークの第九。例の有名な2楽章が入っているものだ。モチーフはドヴォルザークがアメリカに行ったときに、採譜したものといわれているが、やはり、しっとりとしたいいメロディだ。今の季節感にぴったり。乾いた土の匂いと言うか、草の匂いというか、カントリー(田舎)や故郷の秋の風景を思い出させる。
メロディがこういう季節感を持っているという事自体、音楽の偉大さを感じるのだが。勿論、季節感だけではなく、情緒感、温度感、時代、明るさ暗さ、〜。音階の並び方で、人間はありとあらゆる、感情を呼び起こされる。その人特有のこともあり、または共通のものもあるが、多くの人から長い間支持されてるメロディはやはりシンプルで分かり易いなものが多いようだ。
そこでこの曲だが、小沢征爾ウイーンフィルの91年のライブCDを購入以来ずっと愛聴している。他にご当地のクーベリックやカラヤン、ジョージセルとかいろいろ持ってるが、なぜか、この盤でいつも聞くことになる。ライブで拍手入りだが録音もいいし、SNも悪くない。
メロディがこういう季節感を持っているという事自体、音楽の偉大さを感じるのだが。勿論、季節感だけではなく、情緒感、温度感、時代、明るさ暗さ、〜。音階の並び方で、人間はありとあらゆる、感情を呼び起こされる。その人特有のこともあり、または共通のものもあるが、多くの人から長い間支持されてるメロディはやはりシンプルで分かり易いなものが多いようだ。
そこでこの曲だが、小沢征爾ウイーンフィルの91年のライブCDを購入以来ずっと愛聴している。他にご当地のクーベリックやカラヤン、ジョージセルとかいろいろ持ってるが、なぜか、この盤でいつも聞くことになる。ライブで拍手入りだが録音もいいし、SNも悪くない。
シーズンオフ 〜フィルジョーンズのスピーカーAE
2006年10月8日 趣味昼間、パリーグのプレーオフを見る。あまりにも打てないホークス打線にあきらめムード。今年もだめだね。
最近入手したアコースティックエナジーの昔のスピーカーをならしてみる。レコーディングエンジニアのフィリップジョーンズの設計したスピーカー。といってもスタジオ業務用ではなく、一般向けのリスニング用である。コンパクトなトールボーイだが、サイズの割りにえらく重い!箱から出すのに凄く苦労した。斜めにしたとき、さ〜と何かが動く音がした。この箱の中にはもしかして、砂が入ってるのか?最近は小さなスピーカーが主流だが、やはりある程度の容積をもったスピーカーでちゃんとした低音を聞くのが好き。中高域がやや荒くて、中低域の解像度がいまいちかな〜。でもさすがに音場の奥行きも出るし、高域の切れのよさは快感。明るくなりすぎず、やや温度感は低め。結構好みの範疇だ。ユニットはドライバーでネジをはずすと簡単にはずれるので、改造も可能。フィルは歪みなんか問題じゃない!スピードが第一だ、と言った人だ。だから癒し系の音ではない。最新流行のサウンドに近いと思う。とにかく、いままで聞きなれた音楽が、新しい雰囲気で聞けるのは楽しい。
夜、ドアーズの古いビデオが流れてた。ジムモリソンはともかく、オルガンの人が何となくジョンレノンに似ていて、背が高いのだが小さなオルガンをちぢこまって弾く様がおたくって感じで良かった。知らない曲も聞けたが、文学的な歌詞とサイケでプログレでそれでいてPOPで基本はブルースかなってな音楽はかなり味わい深いもの。あの代表曲のオルガンのフレーズが全てを物語る。67~69年の映像だが、最後に2000年代に入っておこなわれたトリビュートコンサートの映像では生き残ってたオルガンの人?が若い人に混じって懐かしげに昔の曲をやっていた。30年の時の流れを感じると共に、名曲の生命力の強さを感じた次第。
最近入手したアコースティックエナジーの昔のスピーカーをならしてみる。レコーディングエンジニアのフィリップジョーンズの設計したスピーカー。といってもスタジオ業務用ではなく、一般向けのリスニング用である。コンパクトなトールボーイだが、サイズの割りにえらく重い!箱から出すのに凄く苦労した。斜めにしたとき、さ〜と何かが動く音がした。この箱の中にはもしかして、砂が入ってるのか?最近は小さなスピーカーが主流だが、やはりある程度の容積をもったスピーカーでちゃんとした低音を聞くのが好き。中高域がやや荒くて、中低域の解像度がいまいちかな〜。でもさすがに音場の奥行きも出るし、高域の切れのよさは快感。明るくなりすぎず、やや温度感は低め。結構好みの範疇だ。ユニットはドライバーでネジをはずすと簡単にはずれるので、改造も可能。フィルは歪みなんか問題じゃない!スピードが第一だ、と言った人だ。だから癒し系の音ではない。最新流行のサウンドに近いと思う。とにかく、いままで聞きなれた音楽が、新しい雰囲気で聞けるのは楽しい。
夜、ドアーズの古いビデオが流れてた。ジムモリソンはともかく、オルガンの人が何となくジョンレノンに似ていて、背が高いのだが小さなオルガンをちぢこまって弾く様がおたくって感じで良かった。知らない曲も聞けたが、文学的な歌詞とサイケでプログレでそれでいてPOPで基本はブルースかなってな音楽はかなり味わい深いもの。あの代表曲のオルガンのフレーズが全てを物語る。67~69年の映像だが、最後に2000年代に入っておこなわれたトリビュートコンサートの映像では生き残ってたオルガンの人?が若い人に混じって懐かしげに昔の曲をやっていた。30年の時の流れを感じると共に、名曲の生命力の強さを感じた次第。
Korg AX10B BASSエフェクターを試す
2006年9月27日 趣味AX10BはLINE6のPODなんかと同じくらいのサイズのペダル付きエフェクター。PODの6分の1程度で買えるから安い。個人的に前からBASS用のアンプシュミレーターやエフェクターがあればいいなと思ってたので、PODより遥かに安くて機能も同程度なこっちを買った。
値段が値段なので期待せずに電源を入れ(スイッチはなし)とりあえずベースをつないで試した。キャビネットからのマイク録りの雰囲気が欲しかったが、なかなかよかった。これなら重宝するだろう。宅録にも、切り替えて本物のベースアンプにつないでスタジオでも活用できる。ベース音に関してはやや柔らかな雰囲気になる。これはACアダプター使用ということで、仕方ないだろう。
さて次にギターで試した。これが凄かった。ベース用なのだがギターでも充分に使える。最新デジタルのモデリング技術は凄い!プリセットを試すだけでも音のなりきり方は、実に壷を得てるというか、よくここまでと感心する。PODXTより使いやすいかもしれない。これで6000円以下で買えるなんて凄い時代になったと思った。個人的にはギター用により魅力を感じた。
値段が値段なので期待せずに電源を入れ(スイッチはなし)とりあえずベースをつないで試した。キャビネットからのマイク録りの雰囲気が欲しかったが、なかなかよかった。これなら重宝するだろう。宅録にも、切り替えて本物のベースアンプにつないでスタジオでも活用できる。ベース音に関してはやや柔らかな雰囲気になる。これはACアダプター使用ということで、仕方ないだろう。
さて次にギターで試した。これが凄かった。ベース用なのだがギターでも充分に使える。最新デジタルのモデリング技術は凄い!プリセットを試すだけでも音のなりきり方は、実に壷を得てるというか、よくここまでと感心する。PODXTより使いやすいかもしれない。これで6000円以下で買えるなんて凄い時代になったと思った。個人的にはギター用により魅力を感じた。
ジャズコ(JC120)修理に悪戦苦闘
2006年9月24日 お仕事ROLAND JC120といえばスタジオの定番機種。うちでもこれが故障で調子が悪いと商売にならない。コンボタイプで大型なので、ヒューズ切れ、ジャック陥没などはスタジオ側で対応するのが常。まあ大体は問題なく取り替え可能なのだが。
2〜3日前電源が入らないと、苦情があり、ヒューズを交換することになった。ところが、裏の補強用の板がどうやってもはずれない。これがはずれないと、アンプユニットを取り出せない。ヒートシンクが邪魔になるからだ。4本のネジをはずしてもはずれない。これは困った。切ってしまうしかないでしょう。スタッフが言った。しかしそのままはずして、再度位置をずらして取り付けるのがBESTだ。強度の問題や、ユニット保護のこともある。しかし何故くっついてしまってるんだろう?
障子の取っ手を外す道具を買ってきて、はがすように金槌で下まで入れてぐらつかせながら、10分くらい悪戦苦闘しただろうか。
めりめりとはがれかかったので、そのまま金具を手前にひくとぱたんと外れた。片側は釘で止められていたようだし、片側は接着されていた。かなり傷がついたが、再取り付けも可能だろう。しかし何故この位置で外せないように取り付けたのだろう?
それともアンプユニットを引き出す別の方法があるのだろうか?うちにある他のJC120の裏板はすべてネジを外せばすぐとれる。
誰かが改造した?くぎは内側からきれいに止められていたので、新品時のままだったと思う。それではこの状態(裏板をはずさない)でどうやってアンプユニットを引き出すのだろうか?
釈然としないながらも、無事ヒューズ交換が終わり電源も入ったのでひと安心。今日は私は休みなのでそのまま家に帰った。
2〜3日前電源が入らないと、苦情があり、ヒューズを交換することになった。ところが、裏の補強用の板がどうやってもはずれない。これがはずれないと、アンプユニットを取り出せない。ヒートシンクが邪魔になるからだ。4本のネジをはずしてもはずれない。これは困った。切ってしまうしかないでしょう。スタッフが言った。しかしそのままはずして、再度位置をずらして取り付けるのがBESTだ。強度の問題や、ユニット保護のこともある。しかし何故くっついてしまってるんだろう?
障子の取っ手を外す道具を買ってきて、はがすように金槌で下まで入れてぐらつかせながら、10分くらい悪戦苦闘しただろうか。
めりめりとはがれかかったので、そのまま金具を手前にひくとぱたんと外れた。片側は釘で止められていたようだし、片側は接着されていた。かなり傷がついたが、再取り付けも可能だろう。しかし何故この位置で外せないように取り付けたのだろう?
それともアンプユニットを引き出す別の方法があるのだろうか?うちにある他のJC120の裏板はすべてネジを外せばすぐとれる。
誰かが改造した?くぎは内側からきれいに止められていたので、新品時のままだったと思う。それではこの状態(裏板をはずさない)でどうやってアンプユニットを引き出すのだろうか?
釈然としないながらも、無事ヒューズ交換が終わり電源も入ったのでひと安心。今日は私は休みなのでそのまま家に帰った。
深夜のTVから〜美人ソプラノ歌手、森麻季のインタビューで挫折を味わったことは?の質問に、若い頃、イタリアでの活動中、東洋人というだけで、オーディションは全て落とされる、また落ちた人の大多数は東洋人だったという答えが返ってきた。同じような事が、昔、小沢征爾とヨーヨーマの対談でもあったような気がする。東洋人が世界を舞台に活躍することは、実力以前にそういった偏見に屈しない強靭な精神力が必要らしい。
逆にサッカーや野球で本場イタリア、セリエAやアメリカメジャーリーグに日本人が最近進出を果たしているのは、ひとえに日本人観光客を当てにしたビジネスそのものというのも、真実に近い話だろう。しかしきっかけは何であれ、本物はいつかは認められるのも確かだしスポーツのいいところだ。ただアメリカにおいてさえ、オールスターに出場したのがイチローただひとりだったのは寂しいし依然として東洋(アジア)人に対する差別意識があるのが現実のようだ。
国内の若者向けの音楽マーケットでいくら成果を上げても、それらがアジア以外の海外に進出して大きな売り上げを上げる事はあり得ない。国内で無敵を誇るロックグループの次なる目標は何なのであろうか?日本のロックバンドは海外の厚い壁の前に、クリエイティブな目標までも失っているように見える。惰性で長年ヒットチャートに君臨して何百万枚もアルバム売ったところで、クリエーターとしては寂しさを隠し切れないのでは。
森麻季さんは自分の中で、音楽の質(クオリティ)を上げ、歳を重ねることで見えてくるものを加えていくこと、ようするに自身の目標設定を自分のなかで音楽を進化させる努力をすることに設定することで挫折をのりこえたと、(私なりの解釈かも)答えていた。
逆にサッカーや野球で本場イタリア、セリエAやアメリカメジャーリーグに日本人が最近進出を果たしているのは、ひとえに日本人観光客を当てにしたビジネスそのものというのも、真実に近い話だろう。しかしきっかけは何であれ、本物はいつかは認められるのも確かだしスポーツのいいところだ。ただアメリカにおいてさえ、オールスターに出場したのがイチローただひとりだったのは寂しいし依然として東洋(アジア)人に対する差別意識があるのが現実のようだ。
国内の若者向けの音楽マーケットでいくら成果を上げても、それらがアジア以外の海外に進出して大きな売り上げを上げる事はあり得ない。国内で無敵を誇るロックグループの次なる目標は何なのであろうか?日本のロックバンドは海外の厚い壁の前に、クリエイティブな目標までも失っているように見える。惰性で長年ヒットチャートに君臨して何百万枚もアルバム売ったところで、クリエーターとしては寂しさを隠し切れないのでは。
森麻季さんは自分の中で、音楽の質(クオリティ)を上げ、歳を重ねることで見えてくるものを加えていくこと、ようするに自身の目標設定を自分のなかで音楽を進化させる努力をすることに設定することで挫折をのりこえたと、(私なりの解釈かも)答えていた。
白内障の手術 その2
2006年9月15日 日常先週、母親の右目の手術をして今度は左目を昨日手術した。今回は順番が最後の方で、2回目と言う事から安心して待合室のモニターをみていた。普通は10分くらいで終わるので、暗くなる前に帰れるかな〜と。そうこうしてるうちに、何か手術室の様子がおかしい。15分が過ぎ30分が過ぎ、まだ終わらない。何かあったか?不安がよぎる。失明して帰る事になるのか?…
そのうち看護師が来て、私に「すいません。お待たせしてしまいまして。前の人が手間取っていまして後30分くらいかかります」前の人?今手術を受けてるのは、前の人だったのか。ふーと、緊張が抜けてしまった。前の方も無事何とかうまくいって、やっと母の番に。私は廊下の窓側に呼ばれた。何とそこからは、手術室のモニターが鮮明に見える。片目が画面いっぱいに映し出されリアルタイムで、手術の様子が判る。濁った水晶体が吸い出され、クリアーなレンズに置き換えられる。8分程度で終了。本日の最短記録ですと言われた。
翌日診察時、手術の様子を写したVHSをもらってきたそうだ。私が勘違いして、はらはらした事は、母には話していない。疲れた一日だった。
そのうち看護師が来て、私に「すいません。お待たせしてしまいまして。前の人が手間取っていまして後30分くらいかかります」前の人?今手術を受けてるのは、前の人だったのか。ふーと、緊張が抜けてしまった。前の方も無事何とかうまくいって、やっと母の番に。私は廊下の窓側に呼ばれた。何とそこからは、手術室のモニターが鮮明に見える。片目が画面いっぱいに映し出されリアルタイムで、手術の様子が判る。濁った水晶体が吸い出され、クリアーなレンズに置き換えられる。8分程度で終了。本日の最短記録ですと言われた。
翌日診察時、手術の様子を写したVHSをもらってきたそうだ。私が勘違いして、はらはらした事は、母には話していない。疲れた一日だった。
母親の白内障手術に付き添う。スタジオの近くの眼科医院での手術で、一応麻酔も含めた外科手術なので承諾書も書かされる。
それほど大きくない医院に老人が次から次と、待合室はいつもすわりきれなくて立ってる人が並んでる。執刀医師は女医さんで、これだけ患者が多いのだから腕がいいのだろう。
2階が手術室で隣の部屋で家族が、モニターを通して手術を見る事ができる。またそのVHSテープをもらうことも可能。付き添いはだいたい一人で、手術時間は15分位。手術を終えた人が次々と戻ってくる。テンポが早く同じような映像なので、モニターを見てるうちに、自分の母親を見過ごしてしまいそうだ。
こういった日帰り手術は、これからどんどん増えていくのだろう。しかし後のケアは患者自身の責任になるので、家族の協力がないとなかなか大変だ。数種類の薬を、決まった時間に飲まなくてはならないし、日常生活への制限も傷がふさがるまでは、大きい。認知症のひとなどは無理かもしれない。明日は朝一で連れて来なくてはならない。家族にとっては入院してもらった方が楽だろう。
日帰り手術は果たして患者に優しい手術なのであろうか?人件費や入院設備を考えなくて済む病院側の都合か?今後、10年くらいみれば、両方の利害が合致する理想に近い形態が整うのではないかと思う。
それほど大きくない医院に老人が次から次と、待合室はいつもすわりきれなくて立ってる人が並んでる。執刀医師は女医さんで、これだけ患者が多いのだから腕がいいのだろう。
2階が手術室で隣の部屋で家族が、モニターを通して手術を見る事ができる。またそのVHSテープをもらうことも可能。付き添いはだいたい一人で、手術時間は15分位。手術を終えた人が次々と戻ってくる。テンポが早く同じような映像なので、モニターを見てるうちに、自分の母親を見過ごしてしまいそうだ。
こういった日帰り手術は、これからどんどん増えていくのだろう。しかし後のケアは患者自身の責任になるので、家族の協力がないとなかなか大変だ。数種類の薬を、決まった時間に飲まなくてはならないし、日常生活への制限も傷がふさがるまでは、大きい。認知症のひとなどは無理かもしれない。明日は朝一で連れて来なくてはならない。家族にとっては入院してもらった方が楽だろう。
日帰り手術は果たして患者に優しい手術なのであろうか?人件費や入院設備を考えなくて済む病院側の都合か?今後、10年くらいみれば、両方の利害が合致する理想に近い形態が整うのではないかと思う。
毎日、犯罪や事故のニュースが流れてくるが、当事者の方々は本当にお気の毒と思う。全く思ってもみなかったことが突然起きた訳だからどうにもこうにも、割り切れないはずだ。
これは何も被害者だけじゃなくて、普通の人が加害者(の家族)になることもあり、それは突然やってくる。山口の女子高生殺人事件は、おそらく一瞬のどうにもならないやるせなさが犯行におよばせたのではないか。恋愛のエネルギーはやはり怖い。負のエネルギーに変った瞬間、人生なんてどうでもいいことと、思わせてしまうらしい。何処にでもいる普通の男子学生が一瞬にして、全国指名手配の容疑者になるとは本当に怖い。これは映画やドラマではなく現実だ。
筑波大でも3〜4年前、男子医学部学生が恋敵の学生に薬物を注射する事件があって、全国のニュースで流れた。学園祭の期間中だったらしい。また恋愛のもつれから近くのマンションに放火(未遂)した女子大生もいたし、狂言で強盗にあったと警察に届けた女子大生もいた。
当事者にならないためには、とにかく冷静になることしかないだろう。頭をひやすこと。鬱積した精神を解放する手段を身につけることが必要と思う。被害をうけそうだったら相手の心をいち早く察知しその場を離れることも大切。大事に至らなければ、いくらでも取り返しが付くし、クールダウンすれば何事もなく日常に戻れる。
いまや、安心できる人間関係は何処にもないということだろう。
これは何も被害者だけじゃなくて、普通の人が加害者(の家族)になることもあり、それは突然やってくる。山口の女子高生殺人事件は、おそらく一瞬のどうにもならないやるせなさが犯行におよばせたのではないか。恋愛のエネルギーはやはり怖い。負のエネルギーに変った瞬間、人生なんてどうでもいいことと、思わせてしまうらしい。何処にでもいる普通の男子学生が一瞬にして、全国指名手配の容疑者になるとは本当に怖い。これは映画やドラマではなく現実だ。
筑波大でも3〜4年前、男子医学部学生が恋敵の学生に薬物を注射する事件があって、全国のニュースで流れた。学園祭の期間中だったらしい。また恋愛のもつれから近くのマンションに放火(未遂)した女子大生もいたし、狂言で強盗にあったと警察に届けた女子大生もいた。
当事者にならないためには、とにかく冷静になることしかないだろう。頭をひやすこと。鬱積した精神を解放する手段を身につけることが必要と思う。被害をうけそうだったら相手の心をいち早く察知しその場を離れることも大切。大事に至らなければ、いくらでも取り返しが付くし、クールダウンすれば何事もなく日常に戻れる。
いまや、安心できる人間関係は何処にもないということだろう。
試聴して買う?ソフトとハードそして知人
2006年8月28日 日常気になる(CD)ソフトがあって試聴できたら便利だ。内容が音楽そのもので体験したあと購入するのは安心できる。しかしなかなか、欲しいもの全てがそういう体制になってはいないので、難しい場合もある。その時は音楽評論家の意見を信用するか。それは多分無理。騙されるのが多い。嘘じゃないにしても感性が違うから無理なんだ。自分の感性に合う評論家を覚えておくと良いかもしれない。
ソフトは聞ければそれでいいがハードはどうか?
よくオーディオショップや家電量販店でオーディオ機器が並んでいるが、聞いても当てにならない場合が多い。第一に店中がうるさい。騒音のなかでオーディオ機器の聞き比べは出来ない。ならばヘッドフォンではどうか。これは具合がいい。大抵のCDプレヤーやAV機器にはヘッドフォン端子がついていてこれなら騒音も気にならない。しかしこれも機器の音質的性能を探るには当てにならない。なぜならヘッドフォンのためのヘッドフォンアンプは安いパーツが使われており、製品それぞれで違いが顕著で肝心の本体の性能は聞けない。自分専用のヘッドフォンを挿したとしても、音の本質は見抜けないし、聞こえるのはヘッドフォンアンプの性能だけだ。要するに、オーディオ製品を音を聞いて納得して買うことは不可能と言う事だ。当たるか外れるか、こんなギャンブルをオーディオマニアは楽しんでるのかもしれない。
まあ人付き合いも同じで、結局自分の本性をさらけ出して、相手をその気にさせ、お互いを知るところまで付き合わないと、長い付き合いも無駄な付き合いに終わる可能性が大きいと思う。でも毎回そんな事やってたらお互いに疲れるだけで、人間不信に陥るのが落ちかな。結局、場面場面である程度の距離感を保って軽く付き合うのがいいのかもしれない。
ソフトは聞ければそれでいいがハードはどうか?
よくオーディオショップや家電量販店でオーディオ機器が並んでいるが、聞いても当てにならない場合が多い。第一に店中がうるさい。騒音のなかでオーディオ機器の聞き比べは出来ない。ならばヘッドフォンではどうか。これは具合がいい。大抵のCDプレヤーやAV機器にはヘッドフォン端子がついていてこれなら騒音も気にならない。しかしこれも機器の音質的性能を探るには当てにならない。なぜならヘッドフォンのためのヘッドフォンアンプは安いパーツが使われており、製品それぞれで違いが顕著で肝心の本体の性能は聞けない。自分専用のヘッドフォンを挿したとしても、音の本質は見抜けないし、聞こえるのはヘッドフォンアンプの性能だけだ。要するに、オーディオ製品を音を聞いて納得して買うことは不可能と言う事だ。当たるか外れるか、こんなギャンブルをオーディオマニアは楽しんでるのかもしれない。
まあ人付き合いも同じで、結局自分の本性をさらけ出して、相手をその気にさせ、お互いを知るところまで付き合わないと、長い付き合いも無駄な付き合いに終わる可能性が大きいと思う。でも毎回そんな事やってたらお互いに疲れるだけで、人間不信に陥るのが落ちかな。結局、場面場面である程度の距離感を保って軽く付き合うのがいいのかもしれない。
ジェネレーター・ロックを試す
2006年8月22日 趣味最近はマスタークロックの話題がプロオーディオではなく、パーソナルオーディオでも小さな話題になってる。オークションでも1PPM精度のマスタークロックを積んだ改造CDプレーヤーが多く出品されているし、カーオーディオの分野でも結構見かける。それで私も気にはなっていたが、改造すると修理の時は元に戻さねばならないし、パーソナルオーディオではワードクロックを受けられる機種も限られてる。それで実際試してみるには至らなかった。
先日ふと思いついたのだが、MIXで使ってるCDレコーダーは業務用で、ワードを受けられる。取り説を見てみると再生のみ可能とあった。日頃使ってるDAC(XP-DA999)にはクロックアウト端子が備わってる。これで同期させれば、その効果とやらもわかるかもしれない。そう思ってBNC端子を2個買ってきて、デジタルケーブルの両端にくっつけてケーブル完成。早速つないで音を出す。と言ってもこの間、思いついてから一週間くらいかかってる。
ぼけ〜っと聞いてると何となくすっきりしたかな〜くらいだ。気合をいれて、同じ曲を聞き比べてみる。湯川潮音のツバメの唄。大好きな曲だ。じっくり聞き比べると、同期させないものは、中低域以下がお団子状態で、まったりした音。時々ブーミーな低域がSPの欠点を聞かせている。同期させたものは、中低域のブーミー感が大分改善されて下のほうに伸び、中高域も解像度が増した感じ。後者の方がいいし、かなり差がでた感じだ。
デジタルの世界は思ってたよりも複雑だ。いじるところが少ないなどと言われたのは遠い昔の話だろう。CDトランスポートの電源ケーブルを換えると途端に音が激変する。
インフラノイズからでてるCRV〜とABS〜が気になる。改造無しで手持ちの機器に使えるのがいい。
先日ふと思いついたのだが、MIXで使ってるCDレコーダーは業務用で、ワードを受けられる。取り説を見てみると再生のみ可能とあった。日頃使ってるDAC(XP-DA999)にはクロックアウト端子が備わってる。これで同期させれば、その効果とやらもわかるかもしれない。そう思ってBNC端子を2個買ってきて、デジタルケーブルの両端にくっつけてケーブル完成。早速つないで音を出す。と言ってもこの間、思いついてから一週間くらいかかってる。
ぼけ〜っと聞いてると何となくすっきりしたかな〜くらいだ。気合をいれて、同じ曲を聞き比べてみる。湯川潮音のツバメの唄。大好きな曲だ。じっくり聞き比べると、同期させないものは、中低域以下がお団子状態で、まったりした音。時々ブーミーな低域がSPの欠点を聞かせている。同期させたものは、中低域のブーミー感が大分改善されて下のほうに伸び、中高域も解像度が増した感じ。後者の方がいいし、かなり差がでた感じだ。
デジタルの世界は思ってたよりも複雑だ。いじるところが少ないなどと言われたのは遠い昔の話だろう。CDトランスポートの電源ケーブルを換えると途端に音が激変する。
インフラノイズからでてるCRV〜とABS〜が気になる。改造無しで手持ちの機器に使えるのがいい。
肩が壊れる!!
2006年8月21日昨日の高校野球決勝戦は、近来稀にみる投手戦で素晴らしい試合だった。ただ決着がつかなかったのが残念だ。今日再試合が行われる。
苫小牧の田中は2年前からドラフトの目玉として話題に上がっていたが、早実の斉藤はそれほど注目されてはいなかったと思う。しかしここにきて、斉藤は素晴らしい才能を見せ付けている。15回に147kmの速球、乱れのないコントロール、切れ味抜群のスライダーと全てに田中を上回ってるように見えた。田中の調子が悪かったこともあるだろう。終盤は田中は137km前後で斉藤から10kmも遅い。早実は王監督の母校だ。できれば秋にはソフトバンクに入って欲しいと思った。
ところで、不安なのは斉藤が4連投、今日も含めると5連投、昨日は170球以上投げている。これは無謀だ。松坂でさえこれ程は投げてない。再試合はできれば3〜4日あけるべきだ。ひとりの投手がこれ程の球数を放るのを誰も止めない。規則もない。甲子園で肩を壊し野球を止めざるを得なくなった投手はいくらでもいる。特に勝ち残った投手ほど連投の可能性が高くなり、いい投手ほど肩を壊すという皮肉な結果になる。高野連はこれに対して何も策を講じないのか。
大リーグのスカウトは日本の高校生に対して、甲子園で何球投げたかを考慮するという。あくまで科学的、理論的に素材を見極める。
日本のスポーツ医学は近年進歩したが、海外に比べ野球に関してはかなり遅れているといえるだろう。例えば、今春のWBCでは球数が極端に制限されていて王監督はこれに対しクレームをつけた。
ノーラン・ライアンの著書には投手は25歳までは投球を控えめにした方が良いと書いてあるそうだ。彼が引退前にも150km以上の速球を投げられたのは20代前半に怪我でほとんど投げなかったからだそうだ。
甲子園で球児の精神力をクローズアップするマスコミも悪いが、そろそろ日本の野球界も目覚めないと、若い才能を甲子園で殺していく事態が延々と続く事になる。
苫小牧の田中は2年前からドラフトの目玉として話題に上がっていたが、早実の斉藤はそれほど注目されてはいなかったと思う。しかしここにきて、斉藤は素晴らしい才能を見せ付けている。15回に147kmの速球、乱れのないコントロール、切れ味抜群のスライダーと全てに田中を上回ってるように見えた。田中の調子が悪かったこともあるだろう。終盤は田中は137km前後で斉藤から10kmも遅い。早実は王監督の母校だ。できれば秋にはソフトバンクに入って欲しいと思った。
ところで、不安なのは斉藤が4連投、今日も含めると5連投、昨日は170球以上投げている。これは無謀だ。松坂でさえこれ程は投げてない。再試合はできれば3〜4日あけるべきだ。ひとりの投手がこれ程の球数を放るのを誰も止めない。規則もない。甲子園で肩を壊し野球を止めざるを得なくなった投手はいくらでもいる。特に勝ち残った投手ほど連投の可能性が高くなり、いい投手ほど肩を壊すという皮肉な結果になる。高野連はこれに対して何も策を講じないのか。
大リーグのスカウトは日本の高校生に対して、甲子園で何球投げたかを考慮するという。あくまで科学的、理論的に素材を見極める。
日本のスポーツ医学は近年進歩したが、海外に比べ野球に関してはかなり遅れているといえるだろう。例えば、今春のWBCでは球数が極端に制限されていて王監督はこれに対しクレームをつけた。
ノーラン・ライアンの著書には投手は25歳までは投球を控えめにした方が良いと書いてあるそうだ。彼が引退前にも150km以上の速球を投げられたのは20代前半に怪我でほとんど投げなかったからだそうだ。
甲子園で球児の精神力をクローズアップするマスコミも悪いが、そろそろ日本の野球界も目覚めないと、若い才能を甲子園で殺していく事態が延々と続く事になる。
最近は深夜番組で戦争物が多い。終戦記念日が絡んでるから、そうなのだろう。ここ数日NHKの0時から1時間でロシアとアメリカの宇宙開発競争の裏側に迫ったドキュメンタリードラマをやっていたが、面白かった。
二人の天才技術者を中心に描かれているが、人類の宇宙開発の起点となったものは、ナチの第2次大戦中のV2ロケットだったらしい。終戦後多くのドイツの技術者がアメリカとソ連に移住(連行させられた場合も)させられ冷戦の宇宙開発競争の起点となった。放送の中ではアメリカとソ連の元ドイツ技術者に対する扱いはかなり差があり、あらためてソ連という国の怖さ、汚さを知った。
ソ連側はドイツの技術者よりセルゲイ・コロレフという自国の天才エンジニアの力にによって最初はアメリカを大きくリードする。一方アメリカはナチ出身のフォンブラウンを中心に開発を進めるが、この当たりはアメリカのしたたかさや合理主義も垣間見られ、アジアの感傷主義とは大分隔たりがある。
コロレフの死後、ソ連は大きく差を広げられるが、そのコロレフでさえ生前は名前を伏せられていた。盛大な葬式が行われたところで彼の功績は報われないだろうに。国家の戦略の前には人権や名誉なんて‥みたいなものなのか。彼がアメリカ人だったら?
元ナチでありながら、アメリカで宇宙開発の技術者として成功し名を成したフォンブラウンと名前も伏されたセルゲイ・コロレフの対照的な運命は教訓として生まれる所と時代背景は人生にとって重要だということを教えているのだろうか。
二人の天才技術者を中心に描かれているが、人類の宇宙開発の起点となったものは、ナチの第2次大戦中のV2ロケットだったらしい。終戦後多くのドイツの技術者がアメリカとソ連に移住(連行させられた場合も)させられ冷戦の宇宙開発競争の起点となった。放送の中ではアメリカとソ連の元ドイツ技術者に対する扱いはかなり差があり、あらためてソ連という国の怖さ、汚さを知った。
ソ連側はドイツの技術者よりセルゲイ・コロレフという自国の天才エンジニアの力にによって最初はアメリカを大きくリードする。一方アメリカはナチ出身のフォンブラウンを中心に開発を進めるが、この当たりはアメリカのしたたかさや合理主義も垣間見られ、アジアの感傷主義とは大分隔たりがある。
コロレフの死後、ソ連は大きく差を広げられるが、そのコロレフでさえ生前は名前を伏せられていた。盛大な葬式が行われたところで彼の功績は報われないだろうに。国家の戦略の前には人権や名誉なんて‥みたいなものなのか。彼がアメリカ人だったら?
元ナチでありながら、アメリカで宇宙開発の技術者として成功し名を成したフォンブラウンと名前も伏されたセルゲイ・コロレフの対照的な運命は教訓として生まれる所と時代背景は人生にとって重要だということを教えているのだろうか。